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話題株ピックアップ【昼刊】:テクマト、きんでん、九州電

■テクマトリックス <3762>  1,901円  +316 円 (+19.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 テクマトリックス<3762>が切り返し急。昨年来高値を更新した。1月31日の取引終了後に発表した24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比17.7%増の380億800万円、最終利益が同48.6%増の23億4400万円となった。直近3カ月間となる10~12月期の最終利益は約82%増と、増益率は9カ月間の累計を上回っており、業況を評価した買いが集まったようだ。主力の情報基盤事業ではサブスクリプションによるクラウド型セキュリティー対策製品が引き続き好調に推移した。

■きんでん <1944>  2,796.5円  +330 円 (+13.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 きんでん<1944>が急反発し、上場来高値を更新した。1月31日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、配当予想の増額修正と自社株買いの実施を発表した。中期的な株主還元方針も示しており、評価されたようだ。24年3月期の年間配当予想は、従来の見通しから20円増額し60円(前期比20円増配)に見直した。自社株買いは取得総数450万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.23%)、取得総額80億円を上限とし、12月31日までを取得期間とする。更に、24年2月29日に250万株の自己株消却を行う。中期経営計画における成長投資と企業価値向上への取り組みについても開示した。23~26年度の中計期間中の総額において配当性向40%、総還元性向50~60%を目安に株主還元を強化する。政策保有株式数も縮減する。4~12月期の売上高は前年同期比6.1%増の4271億1200万円、最終利益は同59.4%増の175億8500万円だった。

■東テク <9960>  6,170円  +590 円 (+10.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 31日に決算を発表。「今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も14円増額」が好感された。
 東テク <9960> [東証P] が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.9%増の73.6億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の182円→196円(前期は162円)に増額修正した。
  ⇒⇒東テクの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1→3の株式分割を実施」も買い材料。
 3月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

■JSP <7942>  2,153円  +199 円 (+10.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 31日に決算を発表。「今期経常を18%上方修正」が好感された。
 JSP <7942> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の68.5億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の68億円→80億円(前期は33.6億円)に17.6%上方修正し、増益率が2.0倍→2.4倍に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒JSPの詳しい業績推移表を見る

■九州電力 <9508>  1,208.5円  +100 円 (+9.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 九州電力<9508>が続騰し、2019年4月以来の高値圏で推移している。1月31日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績を見直した。経常損益の黒字額の見通しを1700億円から2000億円(前期は866億3400万円の赤字)に引き上げた。最高益予想を上乗せする形で修正したほか、年間配当予想を5円増額して25円(前期は無配)とし、好感されたようだ。燃料価格の下落による燃料費調整の期ずれ差益の拡大が寄与する。卸電力市場価格の下落による購入電力料の減少も利益を押し上げる見込み。一方、売上高の見通しは据え置いた。

■三菱化工機 <6331>  3,940円  +305 円 (+8.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 三菱化工機<6331>が一時11.7%高の4060円まで駆け上がり連日の昨年来高値更新、全体下げ相場のなかで強さを際立たせている。石油・化学装置を主力にエンジニアリング事業を展開するが、工事採算の改善に加え原価低減効果や販管費減少なども反映され、足もとの利益は会社側想定を上回って好調に推移している。1月31日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表した。営業利益は従来予想の32億円から40億円(前期比59%増)に増額、これがサプライズを誘った。また、最終利益は有価証券売却による特別利益を計上したことで50億円(同64%増)と営業利益を上回り、時価予想PERはわずか6倍と割安感が顕著だ。年間配当も今期は前期実績に20円増配となる100円を計画するなど株主還元にも前向きに取り組んでおり、大口の実需買いを誘引している。

■黒崎播磨 <5352>  13,340円  +940 円 (+7.6%)  11:30現在
 黒崎播磨<5352>が続急騰、一時1340円高の1万3740円と急速に水準を切り上げ連日の昨年来高値更新となった。時価はバブル期の1989年以来35年ぶりの高値水準にある。耐火物の大手で日本製鉄<5401>が同社の4割超の株式を保有する筆頭株主となっている。鉄鋼向け耐火物がインドで大幅な伸びを示しているほか、セメント向けは欧州で高水準の需要を捉えている。これを背景に1月31日取引終了後、24年3月期の業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の136億円から142億円(前期比27%増)に増額した。好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当を従来計画の370円に30円上乗せし400円(前期実績は290円)にすることを発表。更に、3月末の株主を対象に1株を4株にする株式分割も発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となっている。

■ニチハ <7943>  3,200円  +221 円 (+7.4%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は30%増益」が好感された。
 ニチハ <7943> [東証P] が1月31日大引け後(16:20)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.3%減の84.7億円に減り、通期計画の121億円に対する進捗率は70.0%にとどまり、5年平均の74.7%も下回った。
  ⇒⇒ニチハの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1.80%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の1.80%にあたる65万株(金額で19億3635万円)を上限に、2月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■中国塗料 <4617>  2,028円  +137 円 (+7.2%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が3.6倍増益で着地・10-12月期も2.2倍増益」が好感された。
 中国塗料 <4617> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の100億円に急拡大し、通期計画の115億円に対する進捗率は87.5%に達したものの、5年平均の89.7%を下回った。
  ⇒⇒中国塗料の詳しい業績推移表を見る

■FPG <7148>  1,826円  +123 円 (+7.2%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は22%増益で着地」が好感された。
 FPG <7148> [東証P] が1月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比21.9%増の85.9億円に伸び、10-3月期(上期)計画の95億円に対する進捗率は90.5%に達し、5年平均の41.5%も上回った。
  ⇒⇒FPGの詳しい業績推移表を見る

■日本空調サービス <4658>  930円  +61 円 (+7.0%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が56%増益で着地・10-12月期も57%増益」が好感された。
 日本空調サービス <4658> [東証P] が1月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比56.2%増の25.6億円に拡大し、通期計画の31億円に対する進捗率は82.7%に達し、5年平均の64.8%も上回った。
  ⇒⇒日本空調サービスの詳しい業績推移表を見る

■メタウォーター <9551>  2,290円  +132 円 (+6.1%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・10-12月期は5.3倍増益」が好感された。
 メタウォーター <9551> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.2億円の黒字(前年同期は14.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の95億円に対する進捗率は3.4%となった。
  ⇒⇒メタウォーターの詳しい業績推移表を見る

■フクダ電子 <6960>  8,350円  +470 円 (+6.0%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「今期経常を4%上方修正、配当も5円増額」が好感された。
 フクダ電子 <6960> [東証S] が1月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.9%増の196億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の160円→165円に増額修正した。
  ⇒⇒フクダ電子の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「6.61%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の6.61%にあたる200万株(金額で157億6000万円)を上限に、2月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、今回取得した全株を3月29日付で消却する。

■リケンテクノス <4220>  917円  +46 円 (+5.3%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「今期経常を2%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額」が好感された。
 リケンテクノス <4220> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.1%増の70.2億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→29円(前期は25円)に増額修正した。
  ⇒⇒リケンテクノスの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「13.01%の自社株消却を実施」も買い材料。
 発行済み株式数の13.01%にあたる833万8712株の自社株を消却する。消却予定日は2月9日。

■TDK <6762>  7,814円  +372 円 (+5.0%)  11:30現在
 31日に決算を発表。「今期最終を一転5%増益に上方修正」が好感された。
 TDK <6762> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比12.7%減の1194億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1050億円→1200億円(前期は1141億円)に14.3%上方修正し、一転して5.1%増益見通しとなった。
  ⇒⇒TDKの詳しい業績推移表を見る

■アイティメディア <2148>  1,359円  +300 円 (+28.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アイティメディア<2148>がストップ高カイ気配。1月31日取引終了後に配当方針の変更を発表し、連結配当性向70%以上を目標とする方針を新たに掲げた。これに基づき、24年3月期の配当予想を30円から115円(前期28円)へ大幅上方修正しており、これを評価した買いが膨らんでいる。来25年3月期も年100円の高水準の配当を行う見通し。同時に発表した23年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比10.1%減の57億6900万円、営業利益が同28.0%減の15億6400万円だった。米テクノロジー市場の成長鈍化を背景とした外資系顧客からの収益減をはじめ、デジタルイベント収益や運用型広告収益の減少が響いた。

■ベガコーポレーション <3542>  606円  +100 円 (+19.8%) ストップ高   11:30現在
 ベガコーポレーション<3542>に物色人気集中。家具や雑貨などのeコマースを手掛けるが、足もとの業績はコスト削減努力によって利益率の改善が急となっている。同社が1月31日取引終了後に発表した24年3月期第3四半期(23年4~12月)決算は営業利益が前年同期比41%増の3億200万円と大幅な伸びを達成した。特に10~12月期でみると前年同期比2.8倍という高変化でこれを材料視する形で投資資金が流入している。テクニカル的にも500円近辺を横に走る75日移動平均線を足場に一気に上放れる形となっている。

■三ツ知 <3439>  936円  +150 円 (+19.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 三ツ知<3439>がストップ高の水準となる前営業日比150円高の936円でカイ気配となっている。1月31日の取引終了後、24年6月期の連結業績と配当予想の修正を発表。経常利益の見通しを2億3600万円から4億2400万円(前期比3.0倍)に引き上げた。中間配当は従来の計画から5円50銭増額して9円50銭で決定したことも相まって、材料視されたようだ。コスト削減の取り組みが奏功したほか、円安効果も加わり利益が計画を上振れる見込みとなった。今期の売上高の見通しは137億7200万円から134億3300万円(同7.0%増)に引き下げた。国内における既存製品の売上高が想定を下回る見込みとなったという。あわせて開示した第2四半期累計(7~12月)の売上高は前年同期比7.4%増の67億9300万円、経常利益は同5.4倍の2億4700万円だった。

■インヴァスト <7338>  994円  +150 円 (+17.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 インヴァスト<7338>はストップ高カイ気配。1月31日の取引終了後、自社の株主を川路猛代表取締役社長が代表社員を務めるTKC(東京都中央区)のみとし、非公開化するための手続きとして株式併合を実施すると発表。1株1150円でスクイーズアウト(強制買い取り)を行うとしており、この価格にサヤ寄せする格好となっている。3月27日に開催される臨時株主総会での承認を経て、4月25日に上場廃止となる見通し。発表を受け、東京証券取引所は31日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。

■あおぞら銀行 <8304>  2,557円  -700 円 (-21.5%) ストップ安   11:30現在
 あおぞら銀行<8304>はストップ安。同社は午前9時ごろ、24年3月期連結業績予想について最終損益を240億円の黒字から一転280億円の赤字(前期87億1900万円の黒字)に下方修正すると発表。あわせて、第3四半期末と期末の配当予想を無配にするとし、これらを嫌気した売りが膨らんでいる。米国オフィス向け不動産ノンリコースローンへの追加引き当てや、有価証券ポートフォリオの再構築に伴う損失計上が響く。今期の年間配当額は既に実施済みの第1・第2四半期末の各38円、計76円(前期154円)となる見込み。

●ストップ高銘柄
 KSK <9687>  3,765円  +700 円 (+22.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 あおぞら銀行 <8304>  2,557円  -700 円 (-21.5%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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