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株価指数先物【引け後コメント】 リバランスに伴う商いが中心、FOMC前にポジションをニュートラルに近づけておきたいところ


大阪12月限
日経225先物 27550 +540 (+1.99%)
TOPIX先物 1926.0 +39.5 (+2.09%)

 日経225先物(12月限)は前日比540円高の2万7550円で取引を終了。寄り付きは2万7480円と、シカゴ日経平均先物(2万7505円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。その後は戻り待ちの売りに押されて、前場半ばには2万7400円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、同水準に位置する75日移動平均線が支持線として機能する形となるなかで動意を強め、後場の取引開始直後には2万7590円まで買われた。ただし、グローベックスの米株先物は主要な株価指数先物が総じて小安く推移していたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなかで積極的なロングは入りづらく、リバランス中心のなかで後場は2万7510円~2万7580円辺りでのレンジ推移を継続した。

 後場の日経225先物は狭いレンジでの推移だったものの、終日75日線を上回っていたほか、週間形状では26週、52週線を支持線としたリバウンドにより13週線を突破してきた。一目均衡表では2万7450円~2万7480円辺りで雲のねじれが発生する。ナイトセッションでこの水準を上回っての推移となるようだと、雲を上放れる形状を見せてくるため、テクニカル面ではリバウンド基調が強まる展開が期待されてくるだろう。

 もっとも、FOMCのタイミングがテクニカル面での転換ポイントになる可能性はあるため、ポジションをニュートラルに近づけておきたいところだ。そのため、リバランスに伴うショートカバーの動きは引き続き入りやすいと見ておきたい。また、新規ポジションにおいては、押し目狙いのロング対応に伴う短期的なトレードのほか、ヘッジを考慮したNTロングのポジションとして、FOMCの結果待ちのスタンスになる。

 NT倍率は先物中心限月で14.30倍だった。緩やかに切り上がる75日線を挟んで狭いレンジでの推移だった。終値では75日線を上回っているほか、25日線が上向きに転じてきていることから、NTロングのスタンスを継続する格好になりそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが3230枚、三菱UFJが870枚、BofAが690枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1240枚、ソジェンが780枚、ドイツが770枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はBofAが5540枚、UBSが660枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1970枚、JPモルガンが1250枚、三菱UFJが990枚程度の買い越しだった。

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