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話題株ピックアップ【昼刊】:アルプスアル、M&A総研、田中化研

■アルプスアルパイン <6770>  1,310円  +202 円 (+18.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 アルプスアルパイン<6770>は急騰。前週末28日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を8350億円から9050億円(前期比12.7%増)へ、純利益を330億円から400億円(同74.2%増)へ引き上げており、これを好感した買いが入っているようだ。自動車向けでのモジュール・システム製品の販売増をはじめ、円安に伴う為替差益の発生などが業績を押し上げる。第3四半期以降の想定為替レートは、1ドル=135円、1ユーロ=135円としている。同時に発表した上期(4~9月)決算は、売上高が4542億8600万円(前年同期比23.6%増)、純利益が174億3600万円(同8倍)だった。

■M&A総合研究所 <9552>  7,080円  +1,000 円 (+16.5%) ストップ高   11:30現在
 M&A総合研究所<9552>はストップ高。M&Aの仲介事業を主力とし、完全成功報酬型のビジネスモデルで成約件数を急速に伸ばしている。前週末28日取引終了後に発表した22年9月期営業利益は前の期比3.7倍の21億300万円と大幅な伸びを示し過去最高益を更新したが、続く23年9月期についても前期比50%増の31億5000万円予想と急拡大が続く見通しにあり、これが株価を強く刺激する格好となった。

■田中化学研究所 <4080>  1,920円  +258 円 (+15.5%)  11:30現在
 田中化学研究所<4080>が続急騰している。前週末28日の取引終了後、23年3月期の単独業績予想について、営業損益を6億円の赤字から16億円の黒字(前期比93.9%増)へ、最終損益を7億円の赤字から10億円の黒字(同36.6%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は700億円から600億円(同48.0%増)へ下方修正したが、同社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場が第1四半期にかけて上昇したのち、第2四半期にかけては下落基調で推移し、上期の利益面で大幅な増加要因となったことが要因。また、期末にかけて相場関連損益が更に増加する見通しであることに加えて、為替が想定よりも円安で推移していることなども寄与する。第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高300億5200万円(前年同期比54.6%増)、営業利益18億2200万円(同2.9倍)、純利益14億9400万円(同3.0倍)となった。

■バイタルKS <3151>  748円  +100 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151>が急速人気化、カイ気配のまま100円高はストップ高となる748円まで駆け上がった。医療用医薬品の卸売を手掛ける。足もとの業績はコストを意識した価格交渉面で利益採算が改善、インフルエンザワクチンを中心とした各種ワクチンの販売及び新型コロナウイルス関連の医療機器や検査試薬などの販売が好調で収益に貢献した。28日取引終了後に23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の45億円から47億円(前期比1.5%減)に上方修正したが、これに加えて年間配当を従来計画の24円から39円(前期実績は26円)に大幅増額したことがサプライズとなった。配当利回りは時価換算で5.2%と高い。

■東エレデバ <2760>  6,920円  +890 円 (+14.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 28日に決算を発表。「今期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も70円増額」が好感された。
 東京エレクトロン デバイス <2760> [東証P] が10月28日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の52億円に急拡大した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の240円→310円(前期は205円)に増額修正した。
  ⇒⇒東エレデバの詳しい業績推移表を見る

■エレマテック <2715>  1,533円  +187 円 (+13.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 エレマテック<2715>は急騰し年初来高値を更新。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を2255億円から2435億円(前期比21.4%増)へ、営業利益を89億5000万円から116億5000万円(同39.6%増)へ、純利益を60億5000万円から75億5000万円(同40.5%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。為替相場の円安傾向に加え、自動車及びゲーム機向け各種関連部材の販売が好調に推移していることが要因。また、60円としていた年間配当予想を74円に増額修正した。前期実績に対しては21円の増配となる予定だ。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1231億6700万円(前年同期比34.4%増)、営業利益66億2800万円(同90.4%増)、純利益41億6400万円(同73.7%増)だった。

■ジェイテクト <6473>  1,049円  +102 円 (+10.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ジェイテクト<6473>は急反発。前週末28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高が1兆6000億円から1兆7000億円(前期比19.0%増)へ、税引前利益を485億円から595億円(同35.4%増)へ上方修正したことが好感されている。上期において、北米やアジアを中心に全地域で販売が回復したことや為替の影響により業績が好調に推移したことに加え、自動車業界向けの需要動向や前提為替レートを1ドル=115円から134円、1ユーロ=130円から137円へ見直したことが要因としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高8045億7600万円(前年同期比21.1%増)、税引前利益264億3100万円(同48.6%増)だった。

■岡部 <5959>  704円  +62 円 (+9.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 岡部<5959>が急反発している。前週末28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高564億4400万円(前年同期比19.8%増)、営業利益39億2000万円(同24.0%増)、純利益31億8700万円(同58.8%増)と大幅増益となったことが好感されている。主力の建設関連製品で、鉄筋コンクリート造物件の着工床面積の増加や鋼材価格上昇分の価格転嫁などにより仮設・型枠製品の売り上げが伸長したことが牽引した。また、21年10月に実施した米国における建材製品の製造事業買収による効果も寄与した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高758億5000万円(前期比17.0%増)、営業利益52億円(同20.0%増)、純利益38億5000万円(同46.5%増)の従来見通しを据え置いている。また同時に、上限を150万株(発行済み株数の3.16%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は22年10月31日から23年4月28日までで、資本効率の向上を図るとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主還元を充実させることが目的としている。

■オリコ <8585>  1,214円  +95 円 (+8.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 オリエントコーポレーション<8585>が3日ぶりに反発している。同社は28日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.6%増の151億8000万円となり、通期計画250億円に対する進捗率が60.7%に達したことが好感されているようだ。営業収益は同1.6%増の1163億9500万円で着地した。半導体不足による新車販売の低迷やリフォーム商材の不足などから個別割賦事業は減収となった半面、重点領域である決済・保証事業及び海外事業は順調に伸長。また、不動産売却も全体の増収に寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■santec <6777>  3,010円  +235 円 (+8.5%)  11:30現在
 santec<6777>が大幅高、商いを膨らませ3000円大台乗せを目前としている。9月12日に年初来高値3050円をつけているが、その更新も視野に入ってきた。波長可変レーザーをはじめとする光測定器や、光パワーモニター、光フィルターなど光関連部品を世界的に展開しており、高速通信規格5Gの普及期に成長を加速させた。また、同社が製造する光学断層測定器は半導体シリコンウエハーの製造過程における必須アイテムのひとつとして需要を獲得している。23年3月期は売上高が120億円(前期比35%増)、営業利益は21億円(同28%増)を見込んでいる。なお、今期売上高予想については大幅に過去最高更新の見通し。

■小松マテーレ <3580>  825円  +63 円 (+8.3%)  11:30現在
 小松マテーレ<3580>が大幅高となっている。同社は28日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比77.5%増の9億5600万円となり、従来予想の7億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同19.6%増の173億9700万円(従来予想は160億円)となった。北米向けカジュアルウェアが牽引したほか、中東向け民族衣装分野の市場回復及び機能商品の積極的な導入が寄与。利益面では商品の高付加価値化を伴った価格転嫁、生産性の向上や加工ロス・エネルギーロスの削減を含めたトータルコスト削減を進めたことが押し上げ要因となった。なお、通期業績予想については売上高345億円(前期比9.7%増)、営業利益19億円(同19.2%増)とする従来計画を据え置いている。

■キーエンス <6861>  55,710円  +4,000 円 (+7.7%)  11:30現在
 キーエンス<6861>は急反発。上昇率は一時10%を超えた。前週末28日取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比25.0%増の4440億円、最終利益が同27.4%増の1806億4100万円だった。大幅増益となったことに加え、今期の年間配当予想を100円増配の300円と、従来の予想(200円)から増額修正したことを好感した買いが集まった。設備投資需要が国内外で堅調に推移したほか、営業面での強化を図ったことなども奏功した。なお、通期の業績予想は公表していない。

■豊田通商 <8015>  4,975円  +350 円 (+7.6%)  11:30現在
 豊田通商<8015>が急反発している。前週末28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、純利益を2100億円から2700億円(前期比21.5%増)へ上方修正し、あわせて中間・期末各81円の年162円を予定していた配当予想を中間・期末各96円の年192円に引き上げたことが好感されている。自動車生産関連、自動車販売及び電力事業の業績が好調で、上期業績が想定よりも堅調に推移したことが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高4兆9077億円(前年同期比31.1%増)、営業利益2079億8300万円(同39.2%増)、純利益1512億8000万円(同18.6%増)だった。自動車販売の増加に加えて、金属市況や欧州電力価格の上昇が貢献した。

■プレミアグループ <7199>  1,744円  +113 円 (+6.9%)  11:30現在
 プレミアグループ<7199>が大幅高で5日続伸している。前週末28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、純利益を34億円から40億円(前期比36.0%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は245億円(同17.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、タイの持ち分法適用関連会社(ECL)に対する株式投資について、過年度減損損失の戻入益を計上することが利益を押し上げる。第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高118億8700万円(前年同期比17.5%増)、純利益26億4100万円(同94.5%増)だった。クレジット・故障保証ともに、取扱高が伸長した。

■日立製作所 <6501>  6,760円  +385 円 (+6.0%)  11:30現在
 日立製作所<6501>は4日ぶり急反発。前週末28日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。調整後営業利益予想は7250億円から7530億円(前期比2.0%増)に上方修正した。7400億円近辺としていた市場のコンセンサスを上回る水準に見通しを引き上げたことが、買い安心感をもたらしたようだ。売上高に相当する売上収益は9兆8500億円から10兆4000億円(同1.3%増)に上方修正。減収予想から一転して増収の見込みとなる。ビルシステム事業が堅調に推移していることなどを反映した。一方、最終利益の見通しは6000億円(同2.8%増)で据え置いた。4~9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比12.1%増の5兆4167億7900万円、調整後営業利益は同4.7%増の3246億2900万円だった。買収した米IT子会社グローバルロジックの事業成長に加え、IoTのデジタル技術基盤「ルマーダ」事業が堅調に推移。円安進行も利益を押し上げた。

■ギックス <9219>  1,053円  +150 円 (+16.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ギックス<9219>はストップ高カイ気配。前週末28日取引終了後、23年6月期第1四半期(7~9月)の決算を発表した。売上高は3億7200万円、最終利益は4900万円だった。上場前となる前年同期の実績と比べると売上高は約91%増。最終損益(前年同期は1000万円の赤字)が黒字に転じたほか、通期計画に対する進捗率は約35%に上り、好決算を評価した買いが集まった。DI(データインフォームド)関連のコンサルティング及びプラットフォームで取扱高が増加したことなどが寄与した。なお、通期の業績予想は据え置いた。

●ストップ高銘柄
 ギックス <9219>  1,053円  +150 円 (+16.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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