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株価指数先物【引け後コメント】 自律反発ながらレンジ上限での底堅い値動きにより、ややセンチメントは改善


大阪9月限
日経225先物 28200 +290 (+1.03%)
TOPIX先物 1967.0 +22.5 (+1.15%)

 日経225先物(9月限)は前日比290円高の2万8200円で取引を終了。寄り付きは2万8050円と、シカゴ日経平均先物(2万8035円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。前場半ばには2万7940円まで上げ幅を縮める場面があったものの、その後は自律反発の動きが強まり、2万8180円まで買われた。ランチタイムでは2万8100円~2万8180円辺りで保ち合い、後場開始直後にこれを上放れると一時2万8220円まで上昇。終盤にかけては2万8200円を挟んで狭いレンジでの取引となった。

 日経225先物は朝方こそ2万8000円を下回る場面が見られたが、後場は2万8200円水準で推移しており、自律反発の域は脱していないものの、結果としてはオプション権利行使価格2万8000円~2万8250円辺りでのレンジでの取引となった。レンジ上限水準は25日移動平均線が位置するため、上値は抑えられる格好だったが、上限水準で終えたことは、ひとまずセンチメントの改善につながろう。

 グローベックスの米株先物はNYダウ先物が150ドルほど上昇して推移しており、前日までの調整でNYダウは75日移動平均線水準まで下げていたため、同線からのリバウンドが期待されそうだ。ナスダックも節目の1万2000をいったん割り込んだことから、自律反発が意識されやすいだろう。そのため、日経225先物はナイトセッションで25日線辺りをクリアしてくるかが注目され、短期的なショートカバーを誘う可能性はありそうだ。

 一方で、同線での攻防から上値の重さが意識されるようだと、米国では週末に雇用統計の発表を控えていることもあり、リスクを取りに行く動きは限られそうだ。来週には先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、限月交代に伴うロールオーバーが中心となるなか、スキャルピングを軸とする取引に限られよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.33倍に低下した。一時14.28倍まで下げる場面も見られており、支持線として意識さる75日線水準まで調整してきた。指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]などが買われていたものの、東証プライムの8割超の銘柄が上昇するなか、ややTOPIX型優位の展開だった。ただし、NT倍率も75日線までの調整を見せてきたことから、いったんはNTショートの巻き戻しが入りやすい水準である。

 手口面では、日経225先物はみずほが940枚、ソジェンが870枚、BofAが790枚程度の売り越しに対して、野村が1440枚、三菱UFJが820枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが1780枚、BofAが1550枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1170枚、モルガンSが840枚、バークレイズが700枚程度の買い越しだった。

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