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ダウ平均は反落 メタとクアルコムの決算が弱い 米GDPは予想外にマイナス成長=米国株序盤

NY株式28日(NY時間10:35)
ダウ平均   32063.94(-133.65 -0.42%)
ナスダック   11917.10(-115.32 -1.00%)
CME日経平均先物 27655(大証終比:-155 -0.56%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。メタ<META>とクアルコム<QCOM>の決算が弱い内容となったことでIT・ハイテク株に売りが強まっていることや、取引開始前に発表された第2四半期の米GDP速報値が第1四半期に引き続きマイナス成長となったことが株式市場のセンチメントを圧迫している。

 米GDPは2四半期連続のマイナス成長となり、定義上はリセッション(景気後退)となるが、前日にパウエルFRB議長がFOMC後の会見でも言及していたが、同期間の労働市場の強さなどを考慮すれば、景気後退には当たらないとも見られている。逆にFRBの利上げぺースが今後、鈍化する可能性を示唆する内容でもあり、株式市場にとってはポジティブな動きともとれる。ただ、きょうに関しては、前日のFOMCを受けた大幅高からの戻り売りが優勢となっているようだ。

 メタは広告収入が冴えず、史上初の四半期売上高の減収を報告した。第3四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示している。同社が力を入れているメタバース分野では、カメラ付きスマートウオッチなど一部プロジェクトの開発を中止するなど支出のペースは鈍化。拡張現実(AR)と仮想現実(VR)に特化した「リアリティ・ラボ」部門は、売上高がヘッドセット販売を中心に48%増となったが、前年同期から赤字が拡大した。

 クアルコムは第4四半期のガイダンスで予想を下回る見通し示した。スマートフォン向けチップの最大手である同社のガイダンスは、個人消費の低迷がモバイル需要に打撃を与えるという懸念を強めている。高インフレが消費意欲を減退させ、同社のチップの主要市場であるスマホの販売に打撃を与えていることが示唆された形。

クアルコム<QCOM> 143.61(-9.81 -6.39%)

アップル<AAPL> 154.93(-1.86 -1.19%)
マイクロソフト<MSFT> 270.72(+1.98 +0.74%)
アマゾン<AMZN> 118.66(-2.32 -1.91%)
アルファベットC<GOOG> 112.55(-1.05 -0.92%)
テスラ<TSLA> 824.96(+0.50 +0.06%)
メタ・プラットフォームズ<META> 157.10(-12.48 -7.36%)
AMD<AMD> 89.16(-0.67 -0.74%)
エヌビディア<NVDA> 174.92(-2.98 -1.67%)
ツイッター<TWTR> 40.22(+0.37 +0.92%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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