ミロク情報サービス---会計システム2製品で「AI-OCR入力」を機能強化、「AI仕訳類推」提供開始

ミロク情報サービス<9928>は18日、会計事務所向けERPシステム「ACELINK NX-Pro 会計大将」と中小企業向け業務パッケージ「ACELINK NX-CE 会計」において、「AI-OCR入力」機能を強化し、新たに「AI仕訳」と連携し学習モデルの中から最適な仕訳を提案する「AI仕訳類推」の提供を開始したと発表した。

「AI-OCR入力」は、スキャンした通帳やレシート、手書きの領収書などの画像を読み取り、AI-OCRエンジンで解析することにより、仕訳の自動作成を実現する機能である。

今回の強化により、AI仕訳と連携することで、「AI仕訳類推」機能が利用可能となった。これにより、取引明細データや電子請求書の内容が仕訳辞書と一致しない場合でも、「連携先」「取引内容」「金額」などの情報を用いて、過去の仕訳履歴から最適な仕訳を推定し提案することが可能となった。

今後は「AI-OCR入力」機能について、年末調整業務への拡張や、複数行仕訳の自動作成、仕訳辞書の再編集対応など、さらなる機能改良が予定されている。

《AK》

　提供：フィスコ