貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3479 ティーケーピー

東証G
1,790円
前日比
-2
-0.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.9 1.74 2.09
時価総額 760億円
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決算発表予定日

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<注目銘柄>=TKP、会議室需要回復にホテル拡大も業績に貢献

 ティーケーピー<3479>が再騰機運を高めており、まずは6月4日につけた年初来高値2182円更新が期待できる。

 同社は、国内における企業向け空間シェアリングの先駆者として、貸会議室、宿泊施設、レンタルオフィスなどを展開。7月15日に発表した26年2月期第1四半期連結決算は、営業利益が18億100万円(前年同期比6.4%増)となった。TKP本体における企業の人事研修需要の取り込みに加えて、オフィス回帰のトレンドによる長期貸し需要の発生、前期にオープンした宿泊施設の寄与などがあり、新規に連結したノバレーゼの閑散期影響を吸収。貸会議室の坪当たり売上高が4万8388円となり、前年同期を3.1%上回りコロナ前の20年2月期第1四半期4万7519円を上回り過去最高を更新したことも寄与した。

 前年同期に法人税等調整額を計上した反動などから最終利益が10億7900万円(同42.4%減)と大幅減益となったことや、期待されていた上方修正がなかったことなどから、決算発表後に株価は急落した。ただ、貸会議室需要の拡大とアパホテルなど宿泊施設の積極展開、婚礼関連の業績寄与などで、業績は回復期から再拡大期へ入ったとみられる。26年2月期通期業績予想で、会社側では営業利益70億円(前期比18.3%増)で最高益更新を見込むが、調査機関のなかには同80億円前後、更に27年期は同100億円乗せを見込むところもある。(温羅)

出所:MINKABU PRESS

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