Lib Work---3Dプリンター住宅のNFT化と暗号資産（ビットコイン）決済による販売構想

Lib Work<1431>は22日、自然素材と3Dプリンター技術を融合した新たな住宅「Lib Earth House model B」を完成させたと発表した。

同社はこの住宅において、設計データをNFT（非代替性トークン）として発行し、所有や設計情報の真正性・透明性を確保する新たな仕組みを導入する。これにより、唯一無二の住宅が世界中の資産として流通することが可能となる。

NFT化の取り組みでは、3D設計データや住宅自体の所有権をブロックチェーン上で一元管理。設計データの無断複製を防ぐとともに、所有者・履歴の記録により資産価値と信頼性を高める。加えて、シリアルナンバーによる希少性の付与や、フランチャイズ展開を見据えたライセンス管理もNFTで行う。さらに、暗号資産ビットコインでの決済を可能とし、国内外問わず住宅の販売・取引を円滑に進める構想を打ち出している。

メタバースやWeb3時代を見据えたグローバルな住宅流通のあり方を提示し、世界中の投資家・ユーザーに対して新たな住宅取引の枠組みを提供することを目指す。

2026年1月の受注開始に合わせ、第一弾トークンの発行を予定しており、今後はシリーズ化による展開を進めていく。

《AK》

　提供：フィスコ