京葉瓦斯---1Q増収・増益、家庭用及び業務用のガス販売量が増加

京葉瓦斯<9539>は4月28日、2025年12月期第1四半期（25年1月-3月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.6%増の376.94億円、営業利益が同495.9%増の25.18億円、経常利益が同515.7%増の26.17億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同761.9%増の18.28億円となった。同社グループの業績は、ガス事業のウェイトが高く、売上高が1～3月に多く計上されるため、業績に季節的変動がある。

ガス販売量は、家庭用については、顧客件数が増加した影響などにより前年同期に比べ1.3%増加した。業務用については、工業用の顧客設備の稼働が増加したことなどにより1.7%増加した。この結果、ガス販売量合計では、前年同期に比べ1.5%増加した。

売上高については、販売量の増加などによりガス売上高が増加したことなどから、前年同期に比べ1.6%増となった。売上原価については、電力調達コストの減少等の影響により電力小売費用が減少したことなどから、前年同期に比べ5.2%減となった。この結果、各段階利益は大幅な増益となった。

2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.8%増の1,189.00億円、営業利益が同79.2%増の24.00億円、経常利益が同36.8%増の31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.4%増の21.00億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

　提供：フィスコ