三菱重は大幅高4連騰で上場来高値更新、世界的な防衛関連株人気が波及
三菱重工業<7011>が上値指向鮮明。一時7%を超える上昇できょうで4日続伸となり、今月7日につけた上場来高値2597円を払拭し上場来高値を更新した。世界的な国防費増強の流れを受け、欧米各国の株式市場で防衛関連株への人気が顕著となっている。前週末はドイツのラインメタルやフランスのタレスなど防衛大手が買われたほか、米国では防衛分野のビッグデータ解析を手掛けるパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が8.3%高と大幅高をみせている。東京市場でも防衛予算枠拡大の動きを背景に、防衛省との取引額で群を抜く三菱重をシンボルストックとして関連銘柄への物色の矛先が改めて強まっている。
出所:MINKABU PRESS
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