明和産業が後場急動意、２５年３月期利益予想及び配当予想を上方修正

　明和産業<8103>が後場急動意となっている。午後１時３０分ごろ、２５年３月期の連結業績予想について、営業利益を２９億円から３３億円（前期比１１．１％増）へ、純利益を２６億円から３０億円（同８．９％増）へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を３２円から３７円へ引き上げたことが好感されている。

　中国における冷凍機油の販売が想定よりも低調に推移しているため、売上高は１６６０億円から１５７０億円（同０．８％減）へ下方修正したものの、難燃剤事業や国内における石油製品事業が好調に推移していることが利益を押し上げる。

　同時に発表した第３四半期累計（２４年４～１２月）連結決算は、売上高１２０３億５５００万円（前年同期比１．８％増）、営業利益２８億１４００万円（同２２．０％増）、純利益２４億４６００万円（同２５．９％増）だった。

出所：MINKABU PRESS