アール・エス・シー Research Memo(7):年間配当予想の2度目の上方修正。前期比4円増の1株当たり24円予定
■株主還元策
アール・エス・シー<4664>は、安定的な経営成績の確保及び経営基盤の維持増強に努めるとともに、株主に対する利益配分を最重要事項の1つとして認識し、配当性向(単体ベース)30%以上を継続して実施することを目標としている。
2025年3月期の年間配当について同社は、上期業績の上振れ等を踏まえ、2024年11月13日付けで2度目の上方修正を公表した。前期比4円増配となる1株当たり24円(中間7円実施済み、期末17円)を予定している※。弊社では、通期業績のさらなる上振れ等があれば、同社の積極的な配当姿勢から判断して、追加的な増配の可能性があると見ている。
※ 最初の上方修正(2024年9月17日公表)では、期初予想(2024年5月13日公表)の1株当たり15円(中間5円、期末10円)から22円(中間7円、期末15円)に引き上げており、今回(2024年11月13日公表)は2度目の上方修正となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《HN》
提供:フィスコ