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4664 アール・エス・シー

東証S
685円
前日比
-5
-0.72%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.9 0.91 3.50
時価総額 20.1億円
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アール・エス・シー Research Memo(6):ソリューション提案や新技術の導入などにより成長基盤づくりに取り組む


■アール・エス・シー<4664>の今後の成長戦略

1. 中期経営計画の方向性
5ヶ年の中期経営計画がスタートとしてから4年目に入った。1) 収益力の向上(ソリューション提案、エリア管理体制の構築)、2) 技術力の強化(サービス品質の維持/向上、新技術の導入)、3) 職場環境の改善(従業員エンゲージメントの向上、女性の活躍推進)、4) 経営基盤の強化(持続的な成長の実現、環境への配慮)を基本戦略として、持続的な利益成長の基盤づくりに取り組む方針だ。特に、競争力や収益性の向上に向けては、「サンシャインシティモデル」を軸とするワンストップソリューションの提供、池袋エリア及び丸ノ内・有楽町エリアを中心とするエリア管理体制の拡充、他社との連携による警備業務DXの推進などに注力する。なお、2024年3月期実績と2025年3月期予想において、既に最終年度の売上高計画に到達しているが、利益計画の達成(利益率の改善)に向けて最後の仕上げに取り組む方針だ。

2. これまでの進捗と今後の取り組み
中期経営計画が2021年4月にスタートしてから、1) 丸ノ内エリアにおけるエリア管理体制の構築(2021年7月)、2) 巡回清掃管理における埼玉エリアの拡大(2022年3月)、3) セコムとの業務提携によるセキュリティロボット「cocobo(ココボ)」の導入(2022年6月)、4) 内装工事等を手掛ける友和商工の子会社化(2023年2月)、5) 有楽町地区における東宝日比谷プロムナードビルの警備業務開始(2023年2月)、6) 埼玉エリアでの複合施設の清掃業務受託及び各エリアの巡回清掃業務拡大、7) AI警備システムの開発・販売を行うアジラとの業務提携契約の締結(2023年8月)、8) 飛鳥コンテナ埠頭での警備業務開始(2024年4月)などで実績を残すことができた。2025年3月期に入ってからも、「サイシャインシティ」の各エリアにおけるAI警備システムの本格運用などに取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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