<注目銘柄>=伊勢化、もみ合い上放れ再び人気化へ
伊勢化学工業<4107>は調整一巡から再上昇の機運を強めている。同社はAGC傘下のヨウ素メーカー大手。世界トップクラスの生産シェアを誇り、20カ国以上に製品を供給している。脱炭素社会の実現に向けて政府が後押しする「ペロブスカイト太陽電池」の主原料がヨウ素であることから、同太陽電池関連の有力株として投資家の熱い視線が注がれている。
業績は絶好調だ。ヨウ素の国際市況が堅調なことや円安を追い風に、23年12月期は営業4割増益で過去最高を更新。今24年12月期も前期比3割近い増益を予想している。株主還元にも前向きで今期は6期連続の増配となる見通しだ。株価は年前半に急速に物色人気化し、6月に4万500円の上場来高値をつけた。その後反動安に見舞われたものの、右肩上がりの200日移動平均線に支えられる形で徐々に下値を切り上げ、足もと2万円前後のもみ合いを上放れてきた。(イ)
出所:MINKABU PRESS
業績は絶好調だ。ヨウ素の国際市況が堅調なことや円安を追い風に、23年12月期は営業4割増益で過去最高を更新。今24年12月期も前期比3割近い増益を予想している。株主還元にも前向きで今期は6期連続の増配となる見通しだ。株価は年前半に急速に物色人気化し、6月に4万500円の上場来高値をつけた。その後反動安に見舞われたものの、右肩上がりの200日移動平均線に支えられる形で徐々に下値を切り上げ、足もと2万円前後のもみ合いを上放れてきた。(イ)
出所:MINKABU PRESS