日経平均は137円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は137円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米エヌビディア決算発表を受けた同社株が底堅く推移したことや、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均の1.06%上昇に対しナスダック総合指数の上げが0.03%と小幅にとどまったことが東京市場でハイテク株などの買い手控え要因となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ