Sharing Innovations---3Q増収・大幅増益、デジタルトランスフォーメーション事業の利益が伸長
Sharing Innovations <4178>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%増の38.48億円、営業利益が同220.3%増の1.68億円、経常利益が同193.8%増の1.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同475.0%増の1.01億円となった。
デジタルトランスフォーメーション事業の売上高は前年同期比2.8%増の35.56億円、セグメント利益(営業利益)は同68.8%増の3.56億円となった。事業開始からM&Aを推進し、同時にIT人材の採用を行うことで開発体制の拡充を進めてきた。IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件を受注している。
プラットフォーム事業の売上高は同2.8%増の3.16億円、セグメント利益(営業利益)は同22.1%減の0.33億円となった。「チャットで話せる占いアプリ-ウラーラ」を主力としたスマートフォン向けアプリの企画・開発・運営などに取り組んでいる。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.3%増の51.75億円、営業利益が同125.5%増の2.80億円、経常利益が同121.5%増の2.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同311.6%増の1.40億円とする期初計画を据え置いている。
《AK》
提供:フィスコ