清水建が後場急騰、今期業績・配当予想を増額し上限3.73%の自社株買い発表
清水建設<1803>が後場に急騰し、2017年以来の高値圏に浮上した。12日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を600億円増額して1兆8600億円(前期比7.3%減)、最終利益予想を200億円増額して600億円(同3.5倍)に見直した。また、9月30日を基準日とする中間配当は従来の予想から6円増額して17円50銭で決定。期末配当予想も6円増額し、年間配当予想は35円(同15円増配)とした。加えて、自社株買いと消却についても発表を行い、これらを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。
国内建築工事の施工が順調に推移したほか、手持ち工事の採算改善などにより完成工事総利益が増加する見込みとなった。同時に清水建は政策保有株式の残高を連結純資産の20%以下とする従来の目標について、1年前倒しの26年3月末までに達成する方針を示し、新たに27年3月末までに残高を連結純資産の10%以下とするといった目標も設定した。自社株の取得総数は2600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.73%)、取得総額は200億円を上限とし、11月13日から25年3月31日の間に実施。今年11月29日には自己株式2698万6900株の消却も行う。
出所:MINKABU PRESS
国内建築工事の施工が順調に推移したほか、手持ち工事の採算改善などにより完成工事総利益が増加する見込みとなった。同時に清水建は政策保有株式の残高を連結純資産の20%以下とする従来の目標について、1年前倒しの26年3月末までに達成する方針を示し、新たに27年3月末までに残高を連結純資産の10%以下とするといった目標も設定した。自社株の取得総数は2600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.73%)、取得総額は200億円を上限とし、11月13日から25年3月31日の間に実施。今年11月29日には自己株式2698万6900株の消却も行う。
出所:MINKABU PRESS