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話題株ピックアップ【夕刊】(2):ダイワボウ、東武、ダイキン

■守谷輸送機工業 <6226>  2,267円  +251 円 (+12.5%)  本日終値
 守谷輸送機工業<6226>はマドを開けて急伸し、上場来高値を連日で更新した。同社は6日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を6億5000万円増額して196億2000万円(前期比11.9%増)、最終利益予想を6億8000万円増額して25億3000万円(同47.3%増)に見直した。更に、期末配当予想を10円増額して23円に修正しており、これらをポジティブに受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。4~9月期は新設エレベーターの粗利益率が改善したほか、工事損失引当金戻入額が発生。保守・修理の受注も好調で期初の想定をやや上回る見込みとなった影響などを踏まえ、通期の業績予想を修正した。年間配当予想は33円(前期比13円増配)となる。

■日本触媒 <4114>  1,889.5円  +197 円 (+11.6%)  本日終値
 日本触媒<4114>が後場に急騰し、年初来高値を更新した。7日午後3時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益予想を15億円増額して165億円(前期比49.9%増)に修正した。加えて、9月30日を基準日とする中間配当について従来の予想から19円増額し54円としたうえで、期末配当予想も19円増額し54円とした。年間配当予想は108円となり、配当利回りは足もとで5%を上回る水準となった。業況と配当予想の増額修正を好感した買いが集まったようだ。今期の売上高予想は据え置いた。下期は販売数量の減少が利益を圧迫する要因となる見込みだが、原料価格の下落によるスプレッドの拡大を予想。持ち分法による投資損益も増加する見込みで、これらの影響を業績予想に織り込んだ。同社は今年4月1日に1株を4株に分割している。株式分割後の水準で前期の年間配当は45円で、実質増配の見通しとなる。

■ヤマエGHD <7130>  2,145円  +203 円 (+10.5%)  本日終値
 ヤマエグループホールディングス<7130>が切り返し急。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比55.2%増の4797億6600万円、最終利益は同6.5%増の41億9900万円となった。7~9月期の最終利益は同82%増と大幅な増益を果たしており、評価されたようだ。上期では食品関連事業において、記録的な猛暑や夏のイベント開催によるアルコール飲料の販売が好調に推移し大幅な増収となった。グループ入りした子会社の業績も寄与した。

■ダイワボウ <3107>  3,068円  +265 円 (+9.5%)  本日終値
 ダイワボウホールディングス<3107>が急反発。上値指向を強めている。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正し、好感されたようだ。今期の売上高予想は1111億5000万円増額して1兆1235億円(前期比16.1%増)、経常利益予想は19億円増額して334億円(同6.3%増)、最終利益予想は12億円増額して230億円(同5.4倍)に見直した。ITインフラ流通事業において、企業のIT投資が堅調に推移した。「Windows10」の更新需要も想定より前倒しで拡大し、4~9月期の業績押し上げに寄与した。9月30日を基準日とする中間配当は従来の予想から10円増額の45円で決定。期末配当予想も10円増額し45円に引き上げた。年間配当予想は90円(前期比26円増配)となる。

■ダイヘン <6622>  7,270円  +580 円 (+8.7%) 一時ストップ高   本日終値
 ダイヘン<6622>が大幅に3日続伸。同社は6日取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比0.2%減の50億6400万円となったが、従来予想の45億円から上振れたことが好感されたようだ。売上高は同21.7%増の960億8800万円(従来予想は900億円)で着地。エネルギーマネジメント事業で国内の配電機器及び海外の大形変圧器の更新需要が増加したほか、マテリアルプロセシング事業では生成AIの活用拡大を背景に半導体製造装置用高周波電源が堅調だった。なお、通期業績予想については売上高2050億円(前期比8.7%増)、営業利益160億円(同5.6%増)とする従来見通しを据え置いている。

■TDCソフト <4687>  1,283円  +90 円 (+7.5%)  本日終値
 TDCソフト<4687>が後場一段高。同社はきょう午後1時ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の43億円から47億5000万円(前期比24.7%増)に引き上げた。売上高予想も430億円から440億円(同10.8%増)に上方修正。期初から各事業分野が堅調に推移しており、利益面ではプロジェクトマネジメントの徹底などで収益確保に努めたことが寄与するとしている。

■東武鉄道 <9001>  2,620円  +165.5 円 (+6.7%)  本日終値
 東武鉄道<9001>が続急伸。6日の取引終了後、25年3月期の連結経常利益を従来予想の580億円から650億円(前期比9.8%減)へ上方修正したことが好感されたようだ。鉄道業における行楽利用の増加やホテル業におけるインバウンド利用増加による稼働率・客室単価上昇に加え、百貨店業におけるインバウンド需要や近隣競合環境の変化の取り込みなどを織り込んだという。業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の50円から55円(前期は55円)に増額修正したことも好材料視された。

■ダイキン工業 <6367>  20,055円  +1,265 円 (+6.7%)  本日終値
 ダイキン工業<6367>が大幅高で3連騰。2万円の大台に乗せた。6日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の売上高予想は2300億円増額して4兆7700億円(前期比8.5%増)、営業利益予想は30億円増額して4280億円(同9.1%増)、経常利益予想は20億円増額して3920億円(同10.6%増)に修正した。中国や欧州を中心に海外経済に対する慎重な見方が広がるなかで、本業の堅調ぶりが意識され、買いを誘ったようだ。今期の最終利益予想は据え置いた。米州での住宅用市場の回復遅れや欧州ヒートポンプ暖房需要の低迷、中国での不動産不況など厳しい経営環境が続くなか、地域ニーズに即した商品開発力を生かし、シェアアップを図る方針。コストダウンを進めつつ、アプライド事業や業務用ソリューションの拡大を図る。

■日本CMK <6958>  435円  +25 円 (+6.1%)  本日終値
 6日に決算を発表。「今期経常を一転微増益に上方修正」が好感された。
 日本CMK <6958> [東証P] が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の37.6億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の42億円→48億円(前期は47.9億円)に14.3%上方修正し、一転して0.1%増益見通しとなった。
  ⇒⇒日本CMKの詳しい業績推移表を見る

■カチタス <8919>  2,058円  +114 円 (+5.9%)  本日終値
 カチタス<8919>が続急伸。6日の取引終了後に25年3月期上期(4~9月)の連結決算を発表。売上高640億1000万円(前年同期比3.2%増)、経常利益66億5600万円(同16.2%増)となり、これが好感された。低価格帯の商品を中心に需要が堅調に推移し、販売件数が前年同期比で増加したほか、粗利向上施策によって売上総利益率も上昇したという。なお、通期計画は売上高1345億円(前期比6.1%増)、経常利益137億円(同11.2%増)を据え置いた。

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