GSユアサが上げ幅を拡大、非常用電源装置の需要増など寄与し上期営業利益は24%増
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>が後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後3時ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高2645億500万円(前年同期比3.0%増)、営業利益157億2200万円(同24.0%増)、純利益94億900万円(同57.9%増)と大幅増益となり、従来予想の営業利益130億円を大きく上回って着地したことが好感されている。
自動車電池及び産業電池電源の販売増加や販売価格是正の取り組みを進めていることが奏功した。特に自動車電池では補修用電池の販売数量が伸びたほか、産業用電池電源では非常用電源装置の需要が増加。一方、車載用リチウムイオン電池は、ハイブリッド車用の販売数量は増加したもののプラグインハイブリッド車用の販売数量の減少や原材料価格下落に伴う販売価格の低下で苦戦した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高5900億円(前期比4.8%増)、営業利益440億円(同5.8%増)、純利益260億円(同18.9%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
自動車電池及び産業電池電源の販売増加や販売価格是正の取り組みを進めていることが奏功した。特に自動車電池では補修用電池の販売数量が伸びたほか、産業用電池電源では非常用電源装置の需要が増加。一方、車載用リチウムイオン電池は、ハイブリッド車用の販売数量は増加したもののプラグインハイブリッド車用の販売数量の減少や原材料価格下落に伴う販売価格の低下で苦戦した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高5900億円(前期比4.8%増)、営業利益440億円(同5.8%増)、純利益260億円(同18.9%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS