ODKソリューションズ---東証コンピュータシステムとの協業に関する基本合意
ODKソリューションズ<3839>は30日、東証コンピュータシステム(以下 TCS)と協業の基本合意に至ったことを発表した。
同社が提供する金融ソリューション「SAKIX(サキガケ)」では、証券総合システム「WITH-X(R)(以下 ウィズクロス)」をはじめとする多彩な周辺サービスにより、証券会社を中心に金融業界をバックオフィスの側面からサポートしており、業務効率化やシステムの安定稼働を実現している。 一方、TCSでは、東京証券取引所をはじめとした日本の基幹システムを60年以上支え続けた豊富な実績と信頼、高い技術力を有した金融証券ソリューションを展開している。
同社が有するウィズクロスとTCSが有するフロントシステムとの連携により、証券業務全体のトータルソリューションとしての提供が期待できることから、協業の基本合意に至った。本合意により、両社の持つ知見やリソースを活用した一層魅力あるサービス展開ができるものとの考えとしている。
協業の背景として、金融業界は国内マネーの取込みに向けて各金融機関の間で競争が激化しており、ユーザサービスの向上及び証券業務の改善や運用費用のスリム化が課題となっている現状がある。
今後、同社とTCSはフロントからバックオフィスまでの業務全体のトータルソリューションの商品化を目指し、両社の強みを活かした、協業を強化することで、証券会社および金融機関業務全般の効率化・最適化に貢献していく。
《AK》
提供:フィスコ