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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9506 東北電力

東証P
1,252.5円
前日比
-107.0
-7.87%
PTS
1,258.1円
23:57 11/14
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.8 0.68 2.40 34.61
時価総額 6,299億円
比較される銘柄
東電HD, 
九州電, 
北海電

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本日の注目個別銘柄:レーザーテック、ソシオネクスト、三菱電など


<4091> 日本酸素HD 4799 -579
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は825億円で前年同期比1.1%増となり、第1四半期の同17.8%増から増益率は大きく鈍化した。水素生産プロジェクトの計画中止に伴う減損損失を10.7億円計上している。値上げ効果や為替の円安によってコア営業利益は順調推移が続いており、半導体製造用特殊ガスの販売なども回復に転じているようだが、株価が高値圏にある中、営業増益率の鈍化をマイナス視する形に。

<9506> 東北電力 1320 -184.5
急落。前日に上半期決算を発表、経常利益は1534億円で前年同期比30.0%減となり、第1四半期の同20.3%減から減益率は拡大。燃料費調整制度のタイムラグ影響による差益の減少が減益要因。通期予想は1900億円で前期比34.9%減を据え置き、電気料金の一時的な割引などを検討しているもよう。決算サプライズは大きくなく、他の電力決算で期待感も波及していた中、ネガティブな反応が優勢になっているもよう。

<6504> 富士電機 8319 +369
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は231億円で前年同期比13.5%増となり、市場予想を25億円程度上振れている。通期予想は従来の1090億円から1115億円、前期比5.1%増に上方修正。依然コンセンサス水準を下回っているが、為替前提など保守的で売上振れ余地残す状況。プラントシステム需要増によるインダストリーや食品流通事業の上振れを見込んでいる。

<7148> FPG 2660 +285
急伸。前日に24年9月期決算を発表、営業益は286億円で前期比56.8%増となり、第3四半期決算時に上方修正した256億円を上振れ。これに伴い期末配当金も従来計画の67.1円から81.55円に増額。25年9月期営業益は317億円で同10.7%増と2ケタ増益を見込む。年間配当金は前期比10.1円増の130.4円を計画。また100万株、20億円を上限とに自社株買いも発表した。

<4062> イビデン 4668 -301
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は172億円で前年同期比8.3%増となり、市場予想を40億円程度上振れた。上半期は285億円で会社計画の190億円を大きく上振れているが、通期予想は従来の420億円から400億円に下方修正した。新工場立ち上げ費用などを見込んで、電子セグメントの下期収益鈍化を想定しているようだ。今後のモメンタム悪化をネガティブに捉える動きが優勢。

<6752> パナHD 1343.5 +105.5
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1323億円、前年同期比29.1%増となり、市場予想を250億円近く上振れる形になっている。通期予想は3800億円、前期比5.3%増を据え置き、市場では下方修正の可能性が高いとみられていたため、ポジティブな見方が優勢になっている。AIデータセンター向けの拡大などにより、エナジー事業が想定以上に好調となっているもよう。

<6503> 三菱電 2726 +338.5
急伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1180億円で前年同期比57.7%増となり、市場予想を400億円程度上回る形となっている。通期予想は4000億円、前期比21.8%増を据え置いているが、下方修正も懸念されていただけに、上振れ含みの決算にはポジティブなインパクトが先行。空調・家電の収益性改善が想定以上になっているほか、懸念されたFAシステムも利益率が大きく改善へ。

<6920> レーザーテック 19615 -3860
急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は159億円で前年同期比54.9%増となったが、市場予想は100億円近く下振れた。通期予想の1040億円は据え置いた。ASMLの来期見通し引き下げに伴って懸念されていた受注のキャンセルや延伸などは出ていないもようだが、ACTISとMATRICSなどの引き合いはやや鈍化のもよう。なお、今期から四半期ごとの受注高、受注残高などの開示は廃止している。

<6526> ソシオネクスト 2485.5 -436.5
急落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は52.9億円で前年同期比38.2%減となり、前四半期比では48.5%の減少に。通期予想は据え置きで270億円、前期比24.0%減としているが、為替効果を除いた実質では当初見通しを約1割程度下回ることになる。当初見込みと比較して、データセンター・ネットワーク分野で売上が減少し、地域別では中国向けが主に下振れとなるようだ。

<6702> 富士通 2695 -268
大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は350億円で前年同期比24.6%減となり、600億円程度の市場予想を下振れ。通期予想は従来の3300億円から3100億円に下方修正した。早期希望退職募集費用が第2四半期に約200億円計上されており、これが下振れ要因となるものの、やや期待外れとの見方が優勢となったようだ。リージョンズの受注や売上も想定より伸び悩んだとの見方があるようだ。

《ST》

 提供:フィスコ

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