貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9531 東京ガス

東証P
3,806円
前日比
+53
+1.41%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.2 0.84 1.84 0.18
時価総額 14,801億円
比較される銘柄
大ガス, 
関西電, 
中部電

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本日の注目個別銘柄:エムスリー、LIXIL、京セラなど


<4751> サイバー 1006.5 -32.5
大幅反落。前日に24年9月期決算を発表、営業利益は418億円で前期比70.4%増となったが、市場予想は15億円程度下回った。特別賞与など一過性の費用増が下振れの背景となっているようだ。一方、25年9月期は420億円で同0.4%増にとどまる見通し。コンセンサスを40億円強下回る水準となっている。保守的な計画とはみられるものの、ポジティブなインパクトには欠け、高値圏における出尽くし感につながった。

<4307> NRI 4592 -407
大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は330億円で前年同期比3.6%増となり、第1四半期の同20.8%増から増益率は低下、市場予想も下回った。通期予想の1320億円は据え置いたが、市場では上方修正期待などもあったようだ。7-9月期増益率鈍化には設備除却費計上などの要因もあったが、海外受注の回復遅延見通しや産業IT向けの低迷などもマイナス視される形に。

<6501> 日立 3924 -223
大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期調整後営業利益は2071億円で前年同期比6.2%増となり、市場予想を100億円程度下振れているもよう。通期予想は従来の8550億円から8750億円、前期比15.8%増に上方修正しているが、コンセンサスは9000億円超のレベルであり、想定以上に小幅にとどまったとネガティブ視されている。第1四半期決算がポジティブインパクトとなった反動も強まる形へ。

<6971> 京セラ 1573 -183
急落。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は169億円で前年同期比40.3%減となり、通期予想は従来の1100億円から680億円、前期比26.8%減と、一転2ケタ減益見通しに下方修正している。下振れは想定線とみられるが、修正幅の大きさは想定以上との評価に。半導体関連や電子部品事業が低迷のようだ。また、KDDI株売却方針が発表されたが、時期や規模など内容は期待外れとの見方があるようだ。

<2413> エムスリー 1585.5 -248
急落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は121億円で前年同期比27.0%減となり、会社計画は10億円ほど上振れている。ただ、第1四半期の同6.1%減から減益幅は拡大しており、市場予想も下振れたとみられる。製薬企業向けマーケティング支援事業が期待値に達しなかったようだ。通期予想は670-700億円、前期比4.1-8.7%増を据え置いているが、達成のハードルはやや高まる状況にも。

<9531> 東瓦斯 3769 +237
大幅続伸。前日は上半期決算の発表後に大幅高となっているが、本日も一段の上値追いとなる形に。引き続き、決算と同時に発表した自社株買いが材料視される状況となっている。発行済み株式数の4.4%に当たる1700万株、400億円を取得上限としており、取得期間は11月18日から25年3月31日まで。現在の中計では総還元性向が引き下げられていることもあって、自社株買い発表にはサプライズが強いようだ。

<5938> LIXIL 1796 +188.5
急伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は98.7億円で前年同期比93.8%増となり、第1四半期8割超の大幅減益から急回復に転じた。通期予想の350億円は据え置き、上半期実績の105億円、前年同期比18.9%増から依然として達成ハードルは高いものの、市場コンセンサス280億円程度は切り上がる方向とみられる。新製品投入効果などで利益率は改善に向かっているようだ。

<6586> マキタ 5053 +450
大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は301億円で前年同期比94.6%増となり、通期予想は従来の750億円から850億円、前期比28.5%増に上方修正している。830億円程度の市場コンセンサスを上回る水準だが、依然として上振れ余地を残す状況になっている。円安効果が大きかったものの、それ以外にも、欧州市場での売上堅調、物流費などのコスト低減効果も寄与しているようだ。

<7211> 三菱自 460 +39.1
大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は552億円で前年同期比6.5%減となったが、490億円程度の市場予想は上振れたとみられる。会社計画も100億円程度上振れているもよう。通期予想は1900億円、前期比0.5%減を据え置き、通期コンセンサスは会社計画下振れの1750億円程度であったが、達成確度は高まる状況にも。ASEANでの販売が底堅く推移しているようだ。

<6857> アドバンテス 9148 +553
大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は635億円で前年同期比3.0倍となり、通期予想は従来の1380億円から1650億円、前期比2.0倍にまで引き上げている。通期市場コンセンサスは1500億円程度であったとみられ、想定以上の上方修正幅となる形に。テスタ市場見通しも、SoCテスタ、メモリテスタともに引き上げ。HBM向け需要も、来期にかけ強い見方を継続しているようだ。
《ST》

 提供:フィスコ

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