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話題株ピックアップ【夕刊】(3):トーエネク、キーエンス、大気社

■トーエネック <1946>  940円  +31 円 (+3.4%)  本日終値
 トーエネック<1946>が3日続伸。29日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2630億円から2750億円(前期比8.8%増)へ、営業利益を130億円から150億円(同5.7%減)へ、純利益を84億円から87億円(同6.9%減)へ上方修正したことが好感された。主力の屋内線工事を中心に手持ちの工事量が高水準であることに加えて、順調な進捗が見込まれることが要因という。また、政策保有株式の売却なども寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1268億4600万円(前年同期比5.2%増)、営業利益64億6700万円(同6.4%減)、純利益28億6500万円(同29.6%減)だった。

■キーエンス <6861>  69,160円  +2,150 円 (+3.2%)  本日終値
 キーエンス<6861>は4日続伸。29日取引終了後に発表した4~9月期連結決算は売上高が前年同期比10.6%増の5155億5000万円、営業利益が同11.1%増の2639億6500万円と好調だった。世界的な製造業を中心とした設備投資の継続が追い風となった。あわせて、年間配当予想を300円から350円(前期300円)に増額した。これらが好感され買われた。

■大氣社 <1979>  4,820円  +120 円 (+2.6%)  本日終値
 大氣社<1979>が反発。29日の取引終了後、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の1100億円から1146億円(前年同期比12.1%減)へ、営業利益が44億円から62億円(同16.5%減)へ、純利益が34億円から56億円(同15.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。工事量が想定を上回ったことに加えて、販管費の支出時期を見直したことなどが寄与した。

■三十三FG <7322>  1,694円  +37 円 (+2.2%)  本日終値
 三十三フィナンシャルグループ<7322>が後場急上昇。午後2時ごろ、集計中の9月中間期連結業績について、最終利益が28億円から48億円(前年同期比20.2%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益としたことが好感された。主に傘下の三十三銀行で資金利益及び株式等関係損益が計画を上回った一方、信用コストが想定を下回ったことが要因としている。

■タカラトミー <7867>  3,970円  +65 円 (+1.7%)  本日終値
 タカラトミー<7867>が反発。29日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2300億円から2400億円(前期比15.2%増)へ、営業利益を200億円から230億円(同22.2%増)へ、純利益を125億円から145億円(同47.8%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各24円の年48円から中間・期末各28円の年56円(前期50円)へ引き上げたことが好感された。「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移したほか、昨年7月に日本及びアジアで展開を開始した「BEYBLADE X」が第1四半期から欧米向け輸出をスタートするなど販売が拡大した効果が表れた。また、タカラトミーアーツの「ぬいぐるみ」「ガチャ」の販売が伸長するとともに、キデイランドで原宿店・梅田店をはじめとした旗艦店やキャラクター専門店、催事展開が好評を博し、日本セグメントの好調が業績を牽引。更にアジアでも「トミカ」などの販売が堅調に推移した。

■フィード・ワン <2060>  842円  +12 円 (+1.5%)  本日終値
 フィード・ワン<2060>が3日続伸。29日の取引終了後、25年3月期の配当予想について、中間・期末各13円50銭の年27円から中間14円50銭、期末15円の年29円50銭(前期27円)に増額修正したことが好感された。

■ブロードリーフ <3673>  555円  +3 円 (+0.5%)  本日終値
 ブロードリーフ<3673>は反発。午前中に、同社が開発・提供する製造業向け改善ソリューション「OTRS10」と、OTRSの要素分節を自動化するAIサービス「OTRS+AI」が、日本能率協会コンサルティング(東京都港区、以下「JMAC」)の体感型ワークショップに採用されたと発表しており、好材料視された。JMACの体感型ワークショップ「Smart Kart Factory(スマートカートファクトリー)」は、「改善」をAIとペダルカートを使い、ゲーム感覚で進める体感型ワークショップ。「OTRS10」と「OTRS+AI」は、同施設で使用されるデジタルツールとして採用されたとしている。

■エス・エム・エス <2175>  1,844.5円  -299 円 (-14.0%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 エス・エム・エス<2175>が急反落。29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算で、営業利益が35億7400万円(前年同期比24.0%減)と大幅減益となったことが嫌気された。キャリア関連事業、カイポケ事業、海外事業の各事業が拡大し売上高は318億4200万円(同15.9%増)と2ケタ増収となったが、キャリアパートナーの採用を第1四半期に集中させたことや広告施策などの投資実行に伴うコストの増加により、減益を余儀なくされた。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高656億6500万円(前期比21.7%増)、営業利益90億9600万円(同10.0%増)の従来見通しを据え置いている。

■住友ファーマ <4506>  537円  -83 円 (-13.4%)  本日終値  東証プライム 下落率2位
 住友ファーマ<4506>が後場に急落。同社は30日午後1時半、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比18.4%増の1807億4900万円、最終損益は322億2900万円の赤字(前年同期は677億4100万円の赤字)となった。上期の最終赤字幅は縮小したものの、4~6月期が黒字だったのに対して7~9月期は再び赤字に転じた。7~9月期の最終赤字幅は前年の同期間との比較で拡大しており、ネガティブ視されたようだ。上期は米国でのオルゴビクスの売り上げが拡大し、販管費や研究開発費が圧縮。コスト削減の取り組みでコア営業損益の赤字幅は大幅に縮小した。半面、為替相場の変動に伴い、7~9月期において430億700万円の為替差損を計上した。

■日野自動車 <7205>  406.1円  -62.5 円 (-13.3%)  本日終値  東証プライム 下落率3位
 日野自動車<7205>が急反落。29日取引終了後、25年3月期連結業績予想の修正を発表。北米向けエンジン認証問題に関する損失の計上により、これまで未定としていた最終損益を2200億円の赤字(前期170億8700万円の黒字)とした。あわせて、同じく未定としていた配当予想を無配にする方針を示し、これらが嫌気され売られている。通期の売上高は1兆6000億円から1兆6500億円(前期比8.8%増)へ、営業利益は200億円から300億円(前期81億300万円の赤字)へ上方修正した。海外売上台数やトヨタ向け車両の台数減が見込まれるものの、円安や経費軽減が寄与する格好で前回予想を上回る見通しとなった。

■ハウスコム <3275>  1,314円  +300 円 (+29.6%) ストップ高   本日終値
 ハウスコム<3275>が続急騰している。親会社の大東建託<1878>が29日の取引終了後、来年2月1日をメドに同社を株式交換により完全子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが流入した。大東建を株式交換完全親会社、ハウスコムを株式交換完全子会社とする株式交換で、ハウスコム株式1株に対して、大東建株式0.08株を割当交付する。ただし、大東建が保有するハウスコム株式400万株については割り当ては行わない。完全子会社化により、グループの企業価値向上とハウスコムの収益成長を図るのが狙いで、賃貸仲介店舗網・ブランドの共存やITシステムの共同開発の推進、人的資本経営の推進、グループリソースの共有による提供サービスの拡大などのシナジーを見込む。なお、ハウスコムは25年1月30日付で上場廃止(最終売買日は1月29日)となる予定。

●ストップ高銘柄
 マックハウス <7603>  230円  +50 円 (+27.8%) ストップ高   本日終値
 データホライゾン <3628>  437円  +80 円 (+22.4%) ストップ高   本日終値
 Sapeet <269A>  3,010円  +500 円 (+19.9%) ストップ高   本日終値
 ビューテHD <3041>  502円  +80 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 グリーンエナ <1436>  2,418円  -500 円 (-17.1%) ストップ安   本日終値
 ベースフード <2936>  529円  -100 円 (-15.9%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

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