日経平均テクニカル:反落、騰落レシオは2カ月半ぶり低水準
25日の日経平均は反落した。昨日終値を0.81円上回る37713.00円で一旦下げ止まり、一定の押し目買い需要を確認した。ローソク足が下ヒゲを出して寄り引けほぼ同値の小陰線を描いたこともあり、足元の株価水準での短期的な売り買い拮抗が推察される。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は88.00%(昨日97.08%)と8月9日以来2カ月半ぶりの80%台へ低下し、9月10日の131.24%をピークとする低下基調が継続したことから、売られ過ぎの80%付近までの騰落レシオ低下を伴いながら株価下落が進むリスクに留意が必要となろう。
《AK》
提供:フィスコ