信用
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2586 フルッタフルッタ

東証G
219円
前日比
+19
+9.50%
PTS
220円
01:33 11/23
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
644 6.06 1,386
時価総額 131億円
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<動意株・24日>(前引け)=フルッタ、セレンHD、三重交HDなど

 フルッタフルッタ<2586>=急騰し一時ストップ高。100円近辺を下限にボックス圏もみ合いをみせていたが、低位材料株が突発的に人気化する動きが相次ぐなか、同社株にも短期資金の攻勢が目立った。アサイーをはじめフルーツ関連飲料や冷凍食品の加工販売を手掛けている。業績は営業赤字が続いているものの、アマゾンフルーツの需要拡大や飲食業界及び食品メーカー向け業務用製品が好調でトップラインの伸びが顕著となっている。同社がコンビニ向けに販売する「果肉を楽しむ」シリーズが消費者ニーズを捉えており、今月中旬からは新たなラインアップとして「ブルーベリーミルク」を同シリーズに加え、需要獲得を図る。また、きょうからジューススタンドの「ベジテリア」で同社のアサイー使用のジュースが販売開始(期間限定品)しており、株価上昇の手掛かり材料となった。株式需給面では複数の外資系証券経由の貸株調達による空売りが高水準に溜まっており、この買い戻しが株価を押し上げている。

 セレンディップ・ホールディングス<7318>=反発。23日の取引終了後、自動車部品ダクトなどの樹脂成型品の開発・製造を手掛けるエクセル・グループ(東京都中央区)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これが好感されている。エクセルは、連結売上高111億円、連結営業利益8億円、総資産134億円、純資産104億円と同社最大のM&Aとなるという。取得対価は非開示。今回の買収によって、エクセルの北米やタイを中心とするグローバル生産体制基盤を活用した自動車内外装品の需要の更なる取り込みを狙うほか、エクセルが得意とするトラックやピックアップトラックメーカーへの自動車内外装部品の拡販などを通じて事業拡大につなげる構えだ。

 三重交通グループホールディングス<3232>=一気に500円台回復。500円近辺を横に走る25日移動平均線とのマイナスカイ離も解消した。近鉄系のバス大手で、不動産分野やレジャー関連など幅広く事業展開を図っている。同社が23日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の48億円から52億円(前期比10%増)に大幅増額した。連続での過去最高利益更新となる。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の12円から14円(前期実績は12円)に2円増配することも併せて発表、これをうけて水準訂正を見込んだ投資資金を誘導している。

 日本航空電子工業<6807>=大幅高。同社は23日の取引終了後に25年3月期上期(4~9月)の連結業績を発表。売上高1134億5100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益92億1800万円(同36.1%増)となり、これを好感する買いが向かっているようだ。携帯機器向けでの特定製品や産業機械・インフラ向けでの減収があったものの、コネクタ事業の自動車市場向けや航空・宇宙向けでの成長によって増収を確保した。自動車部門の成長を牽引しているハーネス製品の収益性改善に加え、コストダウンや売価適正化、為替影響などもあって大幅増益を達成した。なお、為替差損を計上したことが響き、最終利益は前年同期比1.2%減の66億3100万円だった。

 アスコット<3264>=物色人気でストップ高。同社は東京23区を中心に賃貸・分譲マンションの開発を主力に手掛ける。自社開発不動産及びバリューアップ不動産の売却が会社側の想定を大きく上回り、足もとの業績は絶好調。23日取引終了後、24年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の30億円から58億7600万円(前の期比2.9倍)に大幅増額修正し、17期ぶりに過去最高利益更新の見込みとなった。これまで同社の営業ピーク利益は07年9月期の27億8800万円で、この2倍以上の水準となる見込みでポジティブサプライズとなった。また、未定だった年間配当は前の期実績に2円増配となる5円を計画、これも物色人気を増幅させている。

 フューチャー<4722>=上げ強め年初来高値にらむ。23日取引終了後に1~9月期連結決算を発表。売上高は前年同期比17.4%増の519億1600万円、営業利益は同11.7%増の115億9900万円だった。今後の銀行サービスの基盤となる「次世代バンキングシステム」の1行目の銀行における導入が完了するなど、中長期的な成長に資する大型プロジェクトが順調に進行した。これが好感されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 

出所:MINKABU PRESS

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