マイクロアド---リテールメディア総合マネタイズ支援サービス「URMS」提供開始に伴い、オイシックス・ラ・大地と提携
マイクロアド<9553>は22日、リテールメディアの総合マネタイズ支援サービス「URMS(アームス)」の提供を開始したと発表。
また、サービス提供開始に伴い、オイシックス・ラ・大地<3182>と提携し、ECの食品定期宅配サービス「Oisix」へURMSの提供を開始した。リテールメディア化から、広告主企業とのマッチングまで、「Oisix」の広告事業のマネタイズ支援を行なっていく。
リテールメディアとは、会員基盤を持つ小売事業者やEC事業者が、店舗やECサイトをメディアとして広告媒体化するほか、自社で保有するユーザーの購買・行動データなどの1stPartyDataを広告配信に提供することで、新たなマネタイズを図る取り組み。
昨今の店舗事業者が提供するリテールメディア広告への需要の急増に伴い、リテールメディア広告市場は、2027年には、2023年比約2.6倍の9,332億円規模に拡大すると予測されている。
URMSは、会員基盤を持つ小売・ECサイト・予約サイト等を、リテールメディアとして広告媒体化する支援を行うほか、事業者が保有する1stPartyDataを、オンサイト・オフサイト広告へ活用することで、収益基盤の構築を支援する。また、広告主企業とのマッチングまでを同社が行うことで、企業はリテールメディア事業のローンチから収益化までを自社のコスト・リソースをかけずに行うことが可能である。
同社は今後も、より多くのリテールメディア運営企業に対する、広告収益基盤の構築に貢献すべく、URMSの機能拡充と利便性向上に努めていくとしている。
《ST》
提供:フィスコ