日経平均VIは大幅に上昇、株価の下値堅いが警戒感は継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+3.20(上昇率12.11%)の29.63と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は29.64、安値は28.58。
今日の東京市場は売り買いが交錯し、日経225先物は小幅高で始まった。取引開始後は下げに転じる場面があったものの、その後は概ね底堅く推移している。こうした中、市場では27日投開票の衆院選を絡め、国内政治の不透明感が意識されていることに加え、11月5日投開票の米大統領選挙への警戒感も次第に強まりつつあり、今日は株価が概ね下値の堅い展開となっているが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは継続し、日経225先物は先週末の水準を上回って推移している。
《SK》
提供:フィスコ