外為サマリー:149円30銭前後で推移、日銀審議委員発言で一時円高に振れる
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円36銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円60銭前後と同4銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前9時時点では149円10銭前後で推移していたが、午前10時30分過ぎに一時148円80銭台まで円高に振れる場面があった。日銀の安達誠司審議委員が「金融政策が正常化プロセスに入る条件は既に満たしている」と発言したと伝わると、追加利上げへの思惑が浮上し、ドル売り・円買いが膨らんだ。ただ、149円割れの水準は続かず、ドルを買い戻す動きが強まり午後3時にかけ149円30銭台に値を上げた。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0888ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
ドル円は、午前9時時点では149円10銭前後で推移していたが、午前10時30分過ぎに一時148円80銭台まで円高に振れる場面があった。日銀の安達誠司審議委員が「金融政策が正常化プロセスに入る条件は既に満たしている」と発言したと伝わると、追加利上げへの思惑が浮上し、ドル売り・円買いが膨らんだ。ただ、149円割れの水準は続かず、ドルを買い戻す動きが強まり午後3時にかけ149円30銭台に値を上げた。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0888ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS