SFPホールディングス---2Qも増収、小型かつ低投資の大衆酒場業態の開発や地方都市での出店に注力
SFPホールディングス<3198>は11日、2025年2月期第2四半期(24年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.3%増の150.37億円、営業利益が同10.1%減の9.07億円、経常利益が同7.7%減の10.23億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同8.2%増の7.05億円となった。
同社グループは、固定費の増加抑制に努めるとともに、食材価格の高騰を踏まえたメニュー改定や臨機応変な営業時間の見直し、人財採用の積極化など、収益性の改善に向けた取り組みを推進してきた。また、出店戦略においては、小型かつ低投資の大衆酒場業態の開発・出店を継続するとともに、地方都市での出店にも注力している。
鳥良事業部門においては、当中間連結会計期間末現在の店舗数は35店舗となり、売上高は前年同期比1.5%増の26.20億円となった。
磯丸事業部門においては、「磯丸水産」を1店舗出店したほか、「磯丸水産」及び「磯丸水産食堂」をフランチャイズで各1店舗出店した。一方で「磯丸水産」を1店舗退店し、当中間連結会計期間末現在の店舗数は直営99店舗、フランチャイズ18店舗となり、売上高は同5.5%増の91.21億円となった。
その他部門においては、「五の五」を1店舗出店したほか、「ホームベース」1店舗を「鉄板ホルモン五の五」へ業態転換し、当中間連結会計期間末現在の店舗数は31店舗となり、売上高は同11.6%増の22.78億円となった。
フードアライアンスメンバー(連結子会社)においては、クルークダイニングが「梅と鶯」を1店舗退店し、当中間連結会計期間末現在の店舗数はジョー・スマイルが12店舗、クルークダイニングが12店舗となり、売上高は同0.4%減の10.16億円となった。
当中間連結会計期間末の総店舗数は、直営189店舗、フランチャイズ18店舗となった。
2025年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.2%増の300.00億円、営業利益が同3.6%増の21.00億円、経常利益が同2.8%増の23.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.4%減の15.00億円とする期初計画を据え置いている。
《AK》
提供:フィスコ