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4173 WACUL

東証G
330円
前日比
-7
-2.08%
PTS
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PER PBR 利回り 信用倍率
11.0 1.92 21.79
時価総額 23.6億円
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WACUL---2Q増収、第2四半期としては過去最高の売上高を計上


WACUL<4173>は8日、2025年2月期第2四半期(24年3月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.7%増の9.15億円、営業利益が同85.0%減の0.14億円、経常利益が同84.2%減の0.15億円、中間純利益が同81.4%減の0.16億円となった。第2四半期として過去最高の売上高を達成した。

「知を創集し道具にする」をミッションに掲げる同社は、マーケティングのデジタルトランスフォーメーション(以下DX)への関心の高まりを捉え、市場成長率若しくは収益性の高い領域を成長させる事業構造の構築を進めるべく、人材の採用及び定着率向上、ソリューションの強化及び拡張、増加するフリーランスと企業を結びつける人材マッチング事業の育成、研究開発とマーケティングへの投資を進めてきた。また、下期のEBITDA拡大に向けて、第2四半期には生成AIの活用によるSEO事業のコスト削減と品質担保を実現した。

同社は、企業のDXを強力に支えるべく、これまでコンサルティングとデータ分析・改善提案SaaSで培ったナレッジとベストプラクティスを、マーケティングDX実現に必要なサービス群に落とし込み、戦略や施策の策定から社内の組織づくり、マーケティング施策の実装と改善まで、事業推進を一気通貫で支援している。戦略フェーズでは、デジタルマーケティングに留まらないデジタル活用戦略の立案を行う「DXコンサルティング」を、戦術フェーズではデジタルマーケティングのPDCAを支える分析・改善提案ツールである「AIアナリスト」を提供している。また、そうした設計がなされても実行・実装のできない企業向けに、実行・実装の代行を行うBPOソリューション群と実行・実装を行う人的リソースを提供する人材マッチング事業を提供している。

当中間会計期間においては、同社の保有するナレッジを活用してのインバウンドマーケティングの強化を行い新規顧客獲得を進めている。また、同社のこれまでのメイン領域である集客及びCVR改善によるリード獲得前の領域から、CRM/MA領域へと支援領域を拡大すべく、株式会社100との間で資本業務提携契約締結及び第三者割当増資引受けに応じている。また、広告宣伝費等の投資対効果のモニタリングを強化し、全社でのROI向上を推進しながら各事業それぞれが新規顧客の開拓と既存顧客の継続と拡大を推し進めている。

2025年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比22.9%増の22.33億円、営業利益が同1.6%増の2.00億円、経常利益が同3.1%増の2.15億円、当期純利益が同7.5%増の2.15億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

 提供:フィスコ

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