日経平均は237円高、寄り後はもみ合い
日経平均は237円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円10銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高水準となっていることも安心感となった。さらに、昨日、衆議院が解散され、10月27日投開票見込みの総選挙に向け、政策に対する関心が高まりやすいことも株価の下支えとなるとの見方もあった。一方、中東の地政学リスクが引き続き懸念されていることに加え、米国で今晩、9月の米消費者物価指数(CPI)、明日は9月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ