東京株式(寄り付き)=売り先行、米株安と円高でリスク回避ムード
8日の東京株式市場は大きく売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比311円安の3万9021円と反落。
前日の欧州株市場は高安まちまちながら、米国株市場では主要株価指数が揃って反落する展開となった。中東情勢の緊迫化を背景に原油市況の上昇に歯止めがかからず、米長期金利が4%台に上昇するなどで株式の相対的な割高感が意識された。外国為替市場ではリスクオフ環境のなか一時1ドル=148円台を下回るなど円高方向に振れており、東京市場では米株安と円高が目先筋の利益確定売りを誘発している。前日に日経平均は700円近い上昇をみせたものの、きょうは終始リスクオフの地合いで3万9000円大台攻防を視野に置く展開となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
前日の欧州株市場は高安まちまちながら、米国株市場では主要株価指数が揃って反落する展開となった。中東情勢の緊迫化を背景に原油市況の上昇に歯止めがかからず、米長期金利が4%台に上昇するなどで株式の相対的な割高感が意識された。外国為替市場ではリスクオフ環境のなか一時1ドル=148円台を下回るなど円高方向に振れており、東京市場では米株安と円高が目先筋の利益確定売りを誘発している。前日に日経平均は700円近い上昇をみせたものの、きょうは終始リスクオフの地合いで3万9000円大台攻防を視野に置く展開となりそうだ。
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