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東京為替:ドル・円は伸び悩み、144円台から連日の失速


2日の東京市場でドル・円は伸び悩み。石破政権下における金融正常化期待の後退で円売りに振れ、143円42銭から144円18銭まで値を上げた。ただ、中東情勢の緊張や日経平均株価の下げ幅拡大でリスク回避の円買いが強まり、午後は143円半ばに失速した。
・ユーロ・円は159円62銭から158円71銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.1073ドルから1.1054ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,136.20円、高値38,213.54円、安値37,651.07円、終値37,808.76円(前日843.21円安)
・17時時点:ドル円144円00-10銭、ユーロ・円159円40-50銭
【経済指標】
・日・9月マネタリーベース:前年比-0.1%(8月: +0.6%)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「景気は一部に弱めの動きも、緩やかに回復」
「基調的な消費者物価、徐々に高まっていく」
「見通し期間後半には物価目標と概ね整合的な水準で推移」
「金融市場は引き続き不安定」
・石破首相
「米大統領との電話会談、日米同盟のさらなる強化を図っていきたい」
「日米地位協定は話題になっていない」
・林官房長官
「デフレ脱却最優先の経済財政運営を行う」
「日銀と緊密に連携し軽罪財政運営に万全を期す」
・赤沢経済再生相
「金融正常化が必要との石破首相の発言、様々な条件付きと理解してほしい」
「金融政策、まだ正常とは言えない状況」
「金利の引き上げは慎重に判断してほしい」

《TY》

 提供:フィスコ

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