日経平均は560円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は560円高(9時10分現在)。日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は5日ぶりに下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、外為市場で1ドル=144円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均は70円ほど下落したものの、依然、短期的な過熱感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ