フォーバル Research Memo(7):2025年3月期は、配当金30.00円、配当性向37.4%を予想
■株主還元策
フォーバル<8275>は、配当による株主への利益還元を重要な経営課題の1つとして認識している。今後の事業計画や財務状況など、中長期的観点から内部留保と安定した成果配分、双方のバランスに配慮して配当金を決定するとしており、配当性向は公約していない。同社は、安定的な利益成長を背景に増配を続けており、過去10期の配当金は増配または同額、配当性向は30%前後以上の実績がある。2025年3月期は、配当金30.00円(前期比2.00円増配)、配当性向37.4%を予想する。
同社では、株主への感謝と、同社株式の投資魅力を高めて株主を増やすことを目的に、株主優待制度を設けている。毎年9月30日現在で1単元(100株)以上を保有する株主に電子マネーギフト2,000ポイント(2,000円相当)を贈呈しており、株主から好評を得ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
《EY》
提供:フィスコ