日経平均テクニカル:4日続伸、一時75日線越え
24日の日経平均は4営業日続伸した。節目の38000円を突破して寄り付いた後は上向きの25日移動平均線とのプラス乖離幅を広げ、75日線(38291.02円)を上抜いて703.24円高まで上ヒゲを伸ばした。しかし、終値216.68円高と上げ幅を縮小し、38000円を下回った。一目均衡表では、転換線が上向きで大引けを迎えて短期的な上昇基調の継続を示唆する一方、遅行線は応当日株価上昇で弱気シグナルを発生し、上昇ペースが鈍化する可能性も意識される。直近では9月3日まで3営業日連続で75日線前後が上値抵抗帯となっており、今後は75日線処からの上放れの成否が相場の方向感を予想する上で重要となろう。
《CS》
提供:フィスコ