日経平均は729円高、寄り後は底堅く推移
日経平均は729円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、下落幅は限定的で、FOMCを通過した安心感から買いが入りやすかった。また、FOMC後に円高への動きが警戒されていたが、外為市場で1ドル=142円90銭台と、昨日15時頃と比べ1円30銭ほど円安・ドル高水準となっていることも株式市場で安心感となった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが株価の重しとなった。また、FOMCは通過したが、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、引き続き積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。
《SK》
提供:フィスコ