株ブロガー・さなさえ:日経平均株価は二番底へ?三角保ち合い?押し目を狙いたい注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年9月8日12時に執筆
皆様、おはこんばんちは。自民党総裁選は「小泉進次郎なのか、石破茂なのか、果たして…」なんて、投票権のない国民は蚊帳の外のまま、メディアだけが盛り上がっています。だけども問題は今月に入っても、我が家の米びつが空だという事。今年デビュー55周年の井上陽水大先生(御年76歳)のますますのご健勝と共に、農林水産省による備蓄米放出をお祈り中の…さなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや85回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<ボラティリティの高い相場は…>
米国のハードランディングへの警戒感から株が売られ、9月4日の日経平均株価の終値は前日比1638.70円(4.2%)の大幅安の3万7047.61円でした。これは歴代5位の下げ幅となります。ちなみに今年の下落幅で言えば、8月5日の4451.28円安(歴代1位)、8月2日の2216.63円安(歴代3位)と、過去の下げ幅トップ5がここ最近に集約している事となります。(歴代12位には2024年7月25日の1285.34円安…なんて記録も)
ちなみに歴代1位の上げ幅で言えば、ご存じの通り先月8月6日の3217.04円高なのですから、今年は過去類を見ないボラティリティの高さとなっています。そんな「辰年相場」はまさに龍の如し…日本の猛暑にやられてか、激しくのたうち回る相場に思わず振り落とされてしまった個人投資家の方々も多かったのではないでしょうか。
さて、現在の日経平均株価のチャートは200日移動平均線を下回り、弱気相場に転換。今後のシナリオとしては8月5日の安値3万1156.12円に対する二番底をつけにいくか、三角保ち合いを形成していくかと見ています。そんなどっちつかずの相場局面においてこそ大切なのは「森ではなく木を見る投資を心掛ける」という事。つまり、全体相場が軟調な中でもチャートを乱さずひたすらに天を目指している株を狙っていくというのが定石です。という訳で、ここまでの相場を見てきて、わたしが「押し目があれば狙ってみたい」と見込んだ株をいくつかご紹介していきます。
<話題のテーマ株や好業績への期待が高い株>
まずは、直近の話題株の中から中国の大手眼科用医薬品企業と特許の独占実施権を付与する特許ライセンス契約を締結したと発表した事でストップ高となった坪田ラボ<4890>は一気にチャートが好転してきているように見えますね。同じバイオ株からは7日の安値361円に対する二番底をつけて反発したら面白そうだと見るPRISMBio<206A>です。こちらはIPO後からまだ大きな材料発表はありませんので、そういう目線でも期待です。
そして、今は市場におけるAIやDX化への需要高を受ける銘柄への買いが堅調のようですね。大幅な赤字縮小の決算で上昇トレンドに入っているACCESS<4813>や、好業績の医療DX関連としても知られるeWeLL<5038>、人材派遣&コンサル業のみらいワークス<6563>、そしてチャートはまだ強気にはならずとも、ドンピシャなテーマ性で思惑のあるメンバーズ<2130>は業績の進捗を横目に見ていこうと思います。
最後におまけで…ZOZOグループのアパレルブランドのyutori<5892>、データセンター関連として業績期待の高い日鉄ソリューションズ<2327>、サイバーセキュリティ関連からは、直近で子会社がNTTDIM<3850>とディベロップメントパートナー契約を締結したと発表しているセラク<6199>をチェックしています
はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
《TY》
提供:フィスコ