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金はFOMC待ち サンワード証券の陳氏(山崎みほ)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金はFOMC待ち』と述べています。

続けて、『米連邦準備制度理事会(FRB)が9月18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を引き下げることが確実視されている。問題は、0.25%か0.5%だが、先週末に発表された8月米雇用統計は、強弱入り混じる内容で利下げ幅を予想する決め手にはならなかったようだ。非農業部門就業者数は前月比14万2000人増と市場予想を下回り、過去2カ月の伸びも大幅に下方修正された。一方、失業率は4.2%に改善し、平均時給と労働時間も増加した。過去3カ月の雇用者数の伸びは平均で2020年の新型コロナ禍初期以来のペースに減速し、労働市場の冷え込みが意識された』と伝えています。

また、『市場は今週発表される8月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)の結果を見て、9月の利下げ幅と年内の利下げペースを見定めることになろう』とし、『8月CPIの市場予想は、総合指数は鈍化するものの、コア指数は横ばいの見通し。総じて0.5%の利下げを後押しする内容にはならない見込み。インフレの減速鈍化とハードランディングの可能性後退から、FRBが緊急的な大幅利下げを決定する可能性は低く、段階的に利下げをしていくだろう』と見解を述べています。

次に、『週明け9日のCMEのFEDWATCHによると、0.25%の利下げが73%、0.5%の利下げが27%だった。0.5%の利下げ確率は、先週の雇用統計発表前には44%あったが、大きく後退した』と伝えています。

陳さんは、『金相場にはやや失望する状況となり、18日のFOMCまでは上値の重い展開が続きそうだ。節目の2500ドルを維持するかどうか注目したい。ただ、年内の利下げ回数は9月を含めて3回が見込まれており、FOMCで追加利下げに言及する可能性は高く、金相場は反発に転じるだろう』と考察しています。

NY金の予想レンジについては、『2500~2600ドル』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月11日付「金はFOMC待ち」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ

《CS》

 提供:フィスコ

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