日経平均テクニカル:7日続落、一目均衡表で再び雲下限割れ
11日の日経平均は7営業日続落した。終値539.39円安と下げがややきつく、下降中の5日線を上回ることなく推移し、強い売り圧力を窺わせた。ザラ場安値は前日水準を下回ったが、9日安値35247.87円を手前で下げ止まり、下値での一定の買い需要を確認する形となった。一目均衡表では、終値が再び雲下限を下回り、売り手優勢を示唆している。本日までの7日続落で合計3081.10円安と下げはきついが、25日線との下方乖離率は4.21%と反動高を誘うとされる5%ラインには届かず、下押し続行リスクに留意が必要となろう。
《CS》
提供:フィスコ