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話題株ピックアップ【夕刊】(3):ドリムアーツ、gumi、ロボペイ

■ドリーム・アーツ <4811>  3,045円  +200 円 (+7.0%)  本日終値
 ドリーム・アーツ<4811>が5連騰。10日の取引終了後、主力製品「SmartDB」を核とした「デジタルの民主化」を実現するエコシステム構築のパートナーとして、富士ソフト<9749>が「ドリーム・アーツ パートナープログラム」に参画したと発表。協業への期待感から買いが先行したようだ。富士ソフトは大企業に対して「SmartDB」の豊富な導入実績を持つことから、今回、大企業を支援する専門的な知見を持つ伴走者としてドリーム・アーツ公認パートナーに認定されたとしている。

■gumi <3903>  318円  +15 円 (+5.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 gumi<3903>は大幅高。10日取引終了後に5~7月期連結決算を発表。売上高が28億4800万円(前年同期比5.9%増)だったほか、営業損益が6500万円の黒字(前年同期6億4200万円の赤字)に浮上して着地しており、これが好感され買われた。主力のモバイルオンラインゲーム事業で、不採算タイトルの早期撤退や既存タイトルのコスト適正化を実施したことが奏功。ブロックチェーン技術を活用した新規プロジェクトの売り上げ計上なども寄与した。希望退職の募集に伴う関連費用や法人税等調整額の計上により、最終損益は1億6700万円の赤字(同7億6500万円の赤字)となった。

■ロボペイ <4374>  2,235円  +69 円 (+3.2%)  本日終値
 ROBOT PAYMENT<4374>は高い。この日朝方、請求・債権管理クラウド「請求管理ロボ」が日立グループの日立ビルシステムに導入されたと発表した。これが買い手掛かりとなった。

■NITTOKU <6145>  1,578円  +40 円 (+2.6%)  本日終値
 NITTOKU<6145>が高い。10日の取引終了後、旧村上ファンド系とされるシティインデックスイレブンスがNITTOKの株式について、共有保有者とあわせて新たに5%を超えて保有していることが明らかになり、思惑視されたようだ。同日、関東財務局に提出された大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと野村絢氏の保有割合は5.15%となっている。報告義務発生日は9月3日。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。

■ポールHD <3657>  420円  +8 円 (+1.9%)  本日終値
 ポールトゥウィンホールディングス<3657>がしっかり。同社は10日の取引終了後、25年1月期第2四半期累計(2~7月)の連結決算に関し、売上高が前年同期比11.0%増の242億8800万円、経常利益が同8.3%減の4億1000万円となったと発表した。売上高は計画を上回って着地し、経常損益は赤字予想から実績は黒字となったことから、見直し買いを誘う格好となったようだ。海外ソリューションで業界環境が堅調に回復した。事業整理に伴う一時費用の一部が第3四半期(8~10月)以降に後ろ倒しになったことや、採用費の圧縮なども寄与した。一方、国内ソリューションにおける一部EC大型案件の終了や、ゲームメーカーでの新規タイトルの開発中止・延期による影響で、25年1月期の通期では、売上高と営業・経常利益の見通しを下方修正した。ただ、海外ソリューションやメディアコンテンツに関して事業整理が順調に進み、税金費用が抑えられる見込みとなり、最終利益予想は7500万円増額して3億2200万円に引き上げた。前期は19億2000万円の最終赤字だった。

■グリーンエナ <1436>  2,139円  -291 円 (-12.0%)  本日終値
 グリーンエナジー&カンパニー<1436>が急反落した。10日の取引終了後、25年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.9%増の19憶7900万円と増収となった一方、営業損益は1700万円の赤字(前年同期は3000万円の黒字)に転落しており、嫌気されたようだ。太陽光発電施設の工事完成に一部遅れが生じるなか、系統用蓄電池事業への先行支出やのれん償却費の増加などがあって、損益を押し下げる要因となった。あわせて同社は系統用蓄電池事業に関し、日本エネルギー総合システム(香川県高松市)とDMM.com(東京都港区)の3社の出資により、霧島蓄電所(鹿児島県霧島市)を設立したと発表した。

■サンオータス <7623>  520円  -58 円 (-10.0%)  本日終値
 サンオータス<7623>は反落。10日取引終了後に5~7月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比10.2%増の43億6100万円、営業利益は同26.4%減の3700万円だった。減益を嫌気した売りが優勢となった。エネルギー事業で買収会社の売り上げが追加計上されたことが寄与。一方、利益面では先行投資や水道光熱費など販管費の増加が響いた。なお、通期の増収増益見通しは据え置いた。

■ビーマップ <4316>  592円  -29 円 (-4.7%)  本日終値
 ビーマップ<4316>は続落。東京証券取引所が11日から、同社株の信用取引による新規の売り付け・買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとした。

■アールエイジ <3248>  899円  -29 円 (-3.1%)  本日終値
 アールエイジ<3248>は朝高後値を消す展開。10日取引終了後、24年10月期の連結業績予想について、売上高を42億円から47億1000万円(前期比36.9%増)へ、営業利益を5億7000万円から8億8000万円(同60.6%増)へ、純利益を3億3200万円から5億2500万円(同60.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を18円から21円へ引き上げた。これを受けた買いが先行したものの、6月につけた年初来高値を手前にして戻り売りが優勢となり、下げに沈んだ。運営管理事業で安定収益を確保しつつ、都心部にフォーカスした優良な賃貸事業用不動産の企画開発に注力した結果、開発販売事業の売上高が期初の予想を上回る見込みとなったという。なお、年間配当は36円(前期33円)を予定している。同時に発表した第3四半期累計(23年11月~24年7月)決算は、売上高40億2200万円(前年同期比46.7%増)、営業利益8億2400万円(同83.5%増)、純利益5億300万円(同90.0%増)だった。

●ストップ高銘柄
 プロディライト <5580>  1,363円  +300 円 (+28.2%) ストップ高   本日終値
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 三井ハイテック <6966>  783.7円  -150 円 (-16.1%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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