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0020 東証 小型株

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日経平均は129円安でスタート、東電力HDや日産自などが下落/寄り付き概況


日経平均 : 36029.90 (-129.26)
TOPIX  : 2563.27 (-13.27)


[寄り付き概況]

 11日の日経平均は129.26円安の36029.90円と7日続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は92.63ドル安の40736.96ドル、ナスダックは141.28ポイント高の17025.88で取引を終了した。ソフトランディング期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。しかし、金融セクターの下落や原油価格の下落でエネルギーセクターが弱く、ダウは下落に転じ、終日売られた。長期金利低下でハイテクは終日堅調に推移し、ナスダック総合指数は上昇した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=142円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。

 さらに、米国で今日、8月の米消費者物価指数(CPI)、明日は8月の生産者物価指数(PPI)が発表され、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、一時400ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。

 また、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。

 さらに、日経平均は昨日までの6日続落で2500円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間午前10時から、米大統領選に向けて民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領のテレビ討論会が開かれる。

 セクター別では、鉱業、輸送用機器、石油石炭製品、不動産業、証券商品先物などが値下がり率上位、医薬品、電気機器、パルプ・紙が値上がりしている。

 東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、川崎重<7012>、INPEX<1605>、日産自<7201>、デンソー<6902>、住友商<8053>、丸紅<8002>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、日本製鉄<5401>などが下落。他方、富士通<6702>、メルカリ<4385>、ディスコ<6146>、村田製<6981>、アシックス<7936>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、NEC<6701>、日立<6501>、キーエンス<6861>、スクリーンHD<7735>、楽天グループ<4755>、信越化<4063>などが上昇している。
《CS》

 提供:フィスコ

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