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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 アールエイジ、gumi、トビラシステ (10日大引け後 発表分)

アールエイジ <日足> 「株探」多機能チャートより

 9月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 アールエイジ <3248> [東証S]  ★今期経常を61%上方修正・2期ぶり最高益、配当も3円増額
 ◆24年10月期の連結経常利益を従来予想の5億円→8億0300万円に60.6%上方修正。増益率が4.8%増→68.3%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。開発販売事業の売上高が計画を上回ることが上振れの要因となる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の33円→36円(前期は33円)に増額修正した。

 gumi <3903> [東証P]  ★5-7月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
 ◆25年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は6.1億円の赤字)に浮上して着地。モバイルオンラインゲーム事業でコストの適正化を進めたことに加え、ブロックチェーン等事業の売上増加や開発コストの減少も寄与した。また、gCC2号ファンドが保有するトークン価格の上昇に伴い、持ち分法による投資利益が大幅に増加したことも利益を押し上げた。

 トビラシステ <4441> [東証S]  ★今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1.2円増額
 ◆24年10月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.5億円→7.8億円に3.7%上方修正。増益率が11.0%増→15.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。利益率の高いモバイル向けフィルターサービスの伸長に加え、費用の効率的な支出でコストが想定を下回ることが要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→18.2円(前期は17円)に増額修正した。

 扶桑電通 <7505> [東証S]  ★今期経常を33%上方修正、配当も25円増額
 ◆24年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.7億円→19.6億円に33.3%上方修正。増益率が2.9%増→37.3%増に拡大する見通しとなった。大口案件の前倒しや小口案件の積み上げなどによって、オフィス部門の売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の63円→88円(前期は69円)に大幅増額修正した。

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