信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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3625 テックファム

東証G
553円
前日比
-18
-3.15%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.0 1.69 0.90
時価総額 41.6億円
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<動意株・9日>(大引け)=ウルフハンド、ガイアックス、日本ハウスなど

 WOLVES HAND<194A>=朝安後に切り返す。同社は6日、レキシンジャパン(東京都港区)と磁気を用いた生体活性化によるペット用品などの開発研究業務に関する契約を締結したと発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。この契約は、レキシンジャパンが持つ磁気技術を生かして、ペットの血流改善を図ることで、免疫力の向上を通じた病気の予防及びアンチエイジングにつながる商品の開発を目指すもの。これにより、動物医療分野での臨床以外の新たな収益源を創出するとしている。

 ガイアックス<3775>=一時ストップ高で新値追い。同社は6日取引終了後、自律分散型組織「DAO」の組成・運用プラットフォーム「DAOX(ダオエックス)」について、TIS<3626>と販売パートナー契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。「DAOX」は、NFT決済からコミュニティ活性化機能までを備えたDAOの資金調達からコミュニティ運営までを行うことができるサービス。TISのweb3関連ビジネスの社会実装を推進する専門組織「Web3ビジネス企画部」がDAOXを販売するという。

 日本ハウスホールディングス<1873>=上げ足強め年初来高値にらむ。同社は6日取引終了後、25年4月期第1四半期(5~7月)の連結営業利益が7億1900万円になったと発表。24年4月期から決算期を変更したため前年同期との単純比較はできないものの、上半期計画の11億8000万円に対する進捗率が60.9%に達していることが好感されているようだ。5~7月期の連結売上高は88億円で着地。主力の住宅事業で原価低減及び経費節減に取り組んだことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 日本駐車場開発<2353>=急反発で年初来高値に急接近。前週末6日の取引終了後に発表した25年7月期連結業績予想で、売上高364億円(前期比11.3%増)、営業利益70億円(同8.3%増)と増収、営業増益を見込み、年間配当予想を前期比1円50銭増の7円としたことが好感されている。引き続き駐車場事業で月極駐車場検索サイトを活用したビジネス機会の最大化を図るほか、スキー場事業で「NSDアライアンス」参加スキー場の拡大を目指すという。なお、24年7月期決算は、売上高326億9300万円(前の期比2.6%増)、営業利益64億6100万円(同4.2%増)だった。

 杉村倉庫<9307>、櫻島埠頭<9353>=思惑高で急伸。大阪IR関連が全般安のなか逆行高している。週末の複数のメディアで、大阪市でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を予定する「大阪IR株式会社」が、違約金なしで事業から撤退できる「解除権」を近く放棄する方針であることが分かったと報じられており、大阪IRが30年秋ごろに開業することがほぼ確実となったことから、関連銘柄として物色されているもよう。また、カジノ関連銘柄であるテックファームホールディングス<3625>も急騰している。

 グリッド<5582>=大幅高。AI技術を活用し電力の需給計画や海運の配船、物流といった社会インフラに絡む分野で計画最適化システムを展開する。AIエンジンの開発及びAIエンジン搭載のシステム実装、更に保守・運用サポートまでを一気通貫で提供することを強みとしている。データセンター増設に伴う電力需要の急増が課題となるなか、8月中旬には太陽光発電の開発・建設を手掛けるウエストホールディングス<1407>と系統用蓄電池事業に関する業務提携契約を締結したことを発表、今後の展開に期待が高まっている。今月25日には「系統用蓄電池が変える電力ビジネスの未来」と題してセミナーを開催する予定。同社の業績は23年6月期の営業利益2.9倍化、24年6月期の営業76%増益で過去最高を更新したのに続き、25年6月期の同利益は前期比10%増の4億円を見込むなど好調を極めている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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