ホトニクスが軟調推移、株式の売り出し決議で需給面でのネガティブな影響を警戒
浜松ホトニクス<6965>が軟調推移。前週末8月30日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。同時に自社株の取得枠の拡大についても公表したが、取得総数の上限を売出株数の規模が上回っており、需給悪化を懸念した売りが膨らんだようだ。トヨタ自動車<7203>から売却の意向を確認したことに伴い、政策保有株式に関する取り組みの一環として売り出しを実施する。売出株数は730万4400株で、売出価格は9月9日から11日までのいずれかの日に決める。需要状況に応じて上限109万5600株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。半面、ホトニクスは6月の取締役会で決議した自社株買いに関し、取得総数の上限を280万株から650万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.19%)に、取得総額の上限を100億円から200億円に引き上げると開示した。取得期間の期限は12月30日から25年3月31日に変更する。
出所:MINKABU PRESS
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