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2日の株式相場見通し=続伸、3万9000円台回復か

 2日の東京株式市場は主力株中心に買い優勢の展開となり日経平均株価は続伸する公算が大きい。フシ目の3万9000円台を回復する場面もありそうだ。前週末の米国株市場ではNYダウが続伸し史上最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発した。FRBによる利下げ期待を背景に引き続きダウは最高値圏で上値を指向している。この日発表された7月のPCEデフレーターは総合指数、コア指数ともに市場コンセンサスと一致し、FRBが9月以降も段階的に利下げを行うとの見方が強まった。個別には半導体大手のインテル<INTC>が10%近い上昇を示し、これに引っ張られる形で半導体セクターへの資金流入が目立っている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日ぶりに大幅反発した。東京市場では、前週末の米国株市場が強い動きを示したことで投資家心理が強気に傾きそうだ。外国為替市場で1ドル=146円台までドル高・円安方向に振れており、これが輸出セクター中心にポジティブ視されることが予想される。日本時間今晩の米国株市場はレーバーデーのため休場となることもあり、買い一巡後は模様眺めムードが広がる可能性もある。

 30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比228ドル03セント高の4万1563ドル08セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同197.193ポイント高の1万7713.624だった。

 日程面では、きょうは4~6月期の法人企業統計調査、8月の新車販売台数、8月の軽自動車販売台数など。海外では8月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)など。また、レーバーデーで米国株市場は休場。このほかベトナムも休場。

出所:MINKABU PRESS

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