システムズ・デザイン---クラシテと業務提携契約を締結
システムズ・デザイン<3766>は16日、同社および子会社のアイカム(東京都文京区)が、クラシテ(本社:東京都新宿区)と次世代の分譲マンション向けコールセンターサービスの共同開発を目的とした業務提携契約を締結したことを発表した。
同社は、中期経営計画の基本方針の一つに「新たな収益基盤を確立する」を掲げ、グループ全体として、企業ビジョンである「デジタルサービス企業として価値ある技術・サービスを提供し続ける」に向け、他社との連携やM&Aといった機会を活用し、事業の拡大および企業価値の向上を図っている。
一方、クラシテは、分譲マンション及び施設の総合管理事情を手掛け、マンション管理業界における「3つの老い(住民の高齢化、建物の老朽化、マンション管理会社の従業員の高齢化)」の深刻化を解決すべく、デジタル化されたマンション管理モデルを開発し、中小のマンション管理会社向けにサービスの提供を開始している。
業務提携では、保険分野におけるコールセンターの構築、運営支援、不動産分野で実績を持つアイカムと、情報システムの企画、開発、運用からコールセンター等のアウトソーシングなどのサービスを展開するシステムズ・デザインの技術・経験・ノウハウ等の経営資源を活用することで、次世代の分譲マンション向けコールセンターサービスをクラシテと共同で開発・提供を目指す。人とデジタル技術で付加価値の高いサービスを提供していくことにより、中小のマンション管理会社の課題解決を支援し、そこに暮らす居住者の快適な住まい環境の維持に貢献するとしている。
《SI》
提供:フィスコ