<注目銘柄>=ビックカメラ、期中2度の上方修正で営業58%増益へ
ビックカメラ<3048>の戻り一服場面は狙ってみたい。国内の消費関連セクターは訪日外国人急増を背景にインバウンド需要が旺盛だが、そのなか駅前に大型店舗を構える同社はその恩恵を享受しやすいメリットがある。M&A戦略を駆使して業容拡大路線を走るが、近年は売上高が伸び悩み利益面も苦戦が続いていた。しかし、24年8月期は業績回復色が鮮明で、営業利益は期中2度にわたる増額修正を経て前期比58%増の225億円を見込む。なお、第3四半期(23年9月~24年5月)時点で前年同期比76%増の191億9400万円と大幅な伸びを達成している。
100株以上の株主を対象に指定店舗で使用できる優待券(金券)を2月と8月に贈呈するなど株主優待に積極的で、長期投資対象としても妙味がある。株価は7月23日につけた年初来高値1808円を目指す展開へ。(桂)
出所:MINKABU PRESS
100株以上の株主を対象に指定店舗で使用できる優待券(金券)を2月と8月に贈呈するなど株主優待に積極的で、長期投資対象としても妙味がある。株価は7月23日につけた年初来高値1808円を目指す展開へ。(桂)
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