ビジネスコーチ---3Qは売上高10億円を突破、人材関連事業が好調に推移

ビジネスコーチ<9562>は9日、2024年9月期第3四半期（23年10月-24年6月）連結決算を発表した。売上高が11.63億円、営業利益が0.30億円、経常利益が0.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.14億円となった。）第1四半期連結会計期間末より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期の数値及びこれに係る対前年同四半期増減率については記載していない。

人材開発事業の売上高は9.20億円、セグメント利益は1.41億円となった。1対1型サービスについては、企業の「個」を重視した育成施策拡大による追い風を受け、大企業を中心としたクライアント数は682名となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は3.21億円となった。1対n型サービスについては、顧客の固有の人材及び組織課題に解決するためのカスタマイズプログラムの需要が高まったことに加え、昨年度から取り組みを進めていた動画関連の新サービス販売等が進捗し、当第3四半期連結累計期間の売上高は4.87億円となった。その他サービスについては、顧客の人材及び組織課題の把握ニーズが高まり、組織アセスメントツールの売上が増加したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は1.11億円となった。

SXi（サステナビリティ・トランスフォーメーション）事業の売上高は2.50億円、セグメント損失は0.40億円となった。コスト削減コンサルティング事業において、大型固定報酬型プロジェクトが予定通り進捗するとともに、成功報酬型案件のクロージングが進み、計画通りの進捗となった。ITサービス事業においても、引き続きクライアント企業のDX推進ニーズが高く、計画通りに進捗した。コスト削減コンサルティングサービスにおいては、売上高は1.24億円、ITサービスにおいては、売上高は1.25億円となった。

2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が16.56億円、営業利益が0.79億円、経常利益が0.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.53億円とする4月30日発表の修正計画を据え置いている。

《SI》

　提供：フィスコ