IC---3Q増収・2ケタ増益、研究開発や人材育成など、更なる成長の基盤づくりを着実に推進
IC<4769>は9日、2024年9 月期第3四半期(23年10月-24年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.1%増の68.76億円、営業利益が同29.4%増の5.19億円、経常利益が同35.7%増の6.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.1%増の4.00億円となった。
同社グループが属する情報サービス産業においては、クラウドシフトやビッグデータ、AI、IoT、5Gなどの先端的技術を活用したDX推進の動きが活発化しており、企業の競争力強化や行政のデジタル化に向けたIT投資意欲が拡大すると見られている。このような状況下、同社グループは、3か年の中期経営計画「co-creation Value 2025」の2年目を迎えており、長期ビジョン「VISION 2031」で目指す姿の実現に向け、研究開発、人材育成など、更なる成長の基盤づくりを着実に進めている。なお、当第3四半期累計期間における同社グループの研究開発活動の金額は0.87億円であり、新規ITサービス創出に向けて積極的な研究開発投資を行っている。
2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の90.23億円、営業利益が同4.1%増の4.21億円、経常利益が同5.3%増の5.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%減の2.99億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ